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#10 献血との出会い

こんにちは、今回も引き続き、高校生の頃に参加したイベントや興味を持ったことをご紹介したいと思います。

4回目の本日は、献血の大切さについて話したいと思います。

はじめに


私は、高校1年生の7月~高校3年生までに11回献血をしてきました。
若者への献血の呼びかけや献血ルームの取材を今まで行ってきて、
その体験談を語りたいと思います。

皆さんは、献血をしたことがありますか。
献血って聞くと、「針が怖い」とか「痛そう」とか思う人が多いと
思います。
正直に言うと、最初は私も怖かったです。
針が太くて、腕に針を刺すと思うとやっぱり怖いんです。
そんな献血をやらなければいけない理由というものがあるんです。


その前に、

献血とは


「献血」とは、病気や怪我で輸血を必要とする患者さん達に
無償で血液を提供し、助け合うことです。

病気怪我によって大量の血液を失ってしまうと、健康を害したり
時には命の危険に直面することがあります。
人を無償で助けることができる活動です。

献血の種類/年齢


献血は主に2つの方法から選ぶことが出来ます。

1つ目は「全血献血」です。
一般的な献血方法で、血液中の全ての成分を採血することです。
献血量は、200mlもしくは400mlのどちらかですが、
17歳以上の方には、400mlにしてほしいと言われます。
採血時間は5分〜10分くらいです。

※男性は16歳(200mlのみ)~69歳まで
 女性は18歳~69歳まで

2つ目は「成分献血」です。
血小板血漿などの成分だけを採血し、
回復に時間のかかる赤血球を体内へ戻す方法。
18歳〜69歳まで行うことができます。
しかし、健康を考慮して献血の経験がある人以外は、64歳までしかできません。
(女性は54歳までです。)
採血時間は40分くらいです。

女性の年齢基準が変わらない理由
男性に比べて、血液の量が少なかったり、濃度の違いによって変わらなかったと教えていただきました。

献血の手順


1.予約を行う
 「ラブラッド」というアプリから予約ができます。
 予約をした当日に、その日の健康状態や既往歴等を質問されるので
 答えます。
※献血バスは、予約なしでできます。

2.献血ルームに行った場合、スタッフの指示通りに、
 シーフテスト血圧測定を行う

シーフテストとは肩に手を置いて痺れや痛みがないかどうかを確認するものです。その日の腕の状態をチェックしています。
※手が痺れると、その日は献血を受けることができません。

また、脈拍と血圧が基準値内にいるかを血圧計で測定をします。

3.問診
 お医者さんにからの質問に答えていって、献血ができるかどうかを
 判断してもらいます。

4.ヘモグロビン検査
 採血とは別のまたは指先から血液を採り、血液型(初回のみ)とその日の
 血液の状態を調べます。

5.採血
 基本的にベッドに横になります。テレビが付いていて、
 スマートフォンも触れます。
 また、ジュースを飲むこともできます。

6.その後
 15分間の休憩をして帰ります。
 献血グッズを沢山貰うことができて、場所によっては夏にアイスが
 食べられたり、冬は豚汁を貰える所もあります。

献血が大切な理由

献血についてマイナスなイメージを持っている人が多く、
少子化の問題もあって、献血をする人が減ってきています。

また、コロナ禍になる前までは若者も献血をしていたのですが、
感染拡大の影響で「献血をすると感染してしまうのではないか?
という声もあって若者たちの献血の意欲が減ってしまったということも
事実です。

※衛生面はしっかりとしているので、絶対とは言えませんが、
 感染することは滅多にありません。

血液は、人工で作ることができません。

このままでは輸血ための血液がなくなったり、血漿分画製剤(血液から作られる薬)が作れなくなってしまいます。

今も輸血を待っている人がいます。
輸血ができないと、出産時小さな命が奪われてしまうこと母親の命
なくなってしまうこともあります。

私が献血を続けるきっかけになった記事を貼り付けました。
是非読んでみてください。

最後に

長文になってしまいましたが、献血について少しでも知っていただけたかと
思います。

先日も、コミケで献血バスが来て、やってくれた人をSNSで批判する声が上がったというニュースを見ましたが、
なぜ批判をするのかが分からなかったのですが、やるかやらないかは、
人それぞれで、ただやってみる気持ちがある人を批判するのは、
おかしいことだと思います。

献血は、誰でも人を救うことができる活動です。
もし自分が病気や怪我で血が必要な時に、必ず自分に返ってきます。
血液は、お金では買えない心で繋がり合えるものだと思います。

皆さんも、是非献血をしてみてください。

本日も読んでいただきありがとうございました。



 




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