村松裕樹

日本サッカー協会公認フットサル指導者資格C級、スペインサッカー協会公認フットサル指導者資格レベル1、スペインサッカー協会公認フットサル指導者資格モニトール

[戦術の理論6]セットプレー

『概要』

ボールがコートの領域から出てからの再開、もしくは反則からの再開やキックオフによる開始の状況をセットプレーと呼び、基本的にはプレー中ではない時のことを指している。これは、各チームでプレーモデルの一つの部分として扱われる。なぜなら繰り返し行われるアクションであるため。主な目的は、フィニッシュ、もしくはプレス回避のためである。

上述ある通り、セットプレーはプレー中ではないが、特別な状況とし

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[戦術の理論5]定位置プレーのシステム

フットサルの人たちの中で焦点となる話の一つが、このシステムについてだろう。僕は、このシステムというものを知りたい探究心もあってスペインに行った。

しかし、システムとは結局、数字の羅列でしかないと学んだ。そのシステムのために徹底的に動くような選手たちが集まるチームは稀だった。選手たちのプロフィールに合わせて、システムを融合していく監督たちを見ていて勉強になった。僕自身選手をやっていても、システムは

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[戦術の理論2]戦術という背景の中にある技術

技術とは

ゲームの展開に介入する行為のそれぞれで選手が実現すべきフォームのことを技術と言う。目に見える部分を担当した概念で、スポーツの実践を完成させる動的な手順の集合体である。空間−時間の欠損を特徴とするのがフットサルのひとつの特徴であり、選手の技術能力は特別な評価を得る対象となる。さらに得点をとるために貴重な資源になることは間違えないが、戦術的能力を兼ね備えていないと宝の持ち腐れになる。宝の持

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[戦術の理論4]繋がりを生む集団戦術

繋がり

集団スポーツでは、集団に対する集団による戦い方を知らないといけない。攻撃と守備のプレーを調和するような、それぞれの選手たちをつなぐ基準になる。大人や高校生になってからやればいいということも聞くけど、そうではない。小学生年代でも、選手たちの決断を助けるように用意してあげることは大切なこと。でも、それで頭がいっぱいになってしまってはならない。

チーム戦術を伝えていく際に、個人戦術やグルー

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[戦術の理論3]個人戦術は仲間がいる様々な1vs1

個人戦術が大切ということは聞いたことがあるフレーズだと思うけど、実際に監督は何に気をつけるべきかは難しいところではある。個人戦術をまず学ばないと、集団戦術もチーム戦術も機能しない。どの年代であっても、個人戦術は伝え方によって理解することはできる。常に含めるように意識してほしい。

僕のチームはU-15になると強くなってくる。U-15でもまだ身体的な成長の差や各年代の選手たちの特徴で勝てない時も当然

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[戦術の理論1]戦術が何かを知ること

戦術とは

スペインで言われていた戦術が日本で言う戦術と違う。なぜそこに違いがある。この事実は何よりも日本にとってまずいものだと感じている。日本では、戦術を育成年代でトレーニングしないという人が存在する。そして、それを真に受けている保護者や周囲。かなり広まってしまったことだと思うが、これを変えていかないといけない。

戦術は「戦い方」。相手のエラーや欠点を含め相手の活動に注意しながら、ゲームの問

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