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作曲4年目、最近の曲の作り方、「蝶と踊る」の場合

「作曲初心者です」は何年目まで通用しますかね?
マンドリンの為の曲を作り始めてもう4年目に突入したことに驚いています。そもそも勉強をする気がないので、いつまで経っても初心者から抜け出せないままです。

今はYoutubeでいろんな曲を聴くことが出来るので、マンドリンの曲を聴きまくれば少しは勉強になるんでしょうけど、いろいろ影響を受け過ぎてオリジナリティが分からなくなりそうなのが怖くて、それもしていません。

さて、「三重奏曲「蝶と踊る」」完成記念(笑)として、備忘録的に「蝶と踊る」の作り方(出来た過程)を書いておこうかと思います。

①編成を決める
今はマンドリンとマンドラの為の二重奏曲、マンドラ2本の為の二重奏曲、マンドリンとマンドラとギターの三重奏曲のどれかを作る感じです。
ギターの楽譜の書き方を少しは勉強したいので三重奏曲を作ることにしました。

②明るい曲にするか?暗い曲にするか?
ざっくり方向性を決めます。三重奏曲の前作「木枯らしに想う」が少し暗めだったので、今回は明るい曲にすることに。
(でも明るい曲を考えると、ベタな感じというか、すごくダサいメロディばかり出てきてしまいます)

③何拍子にするか?
私は圧倒的に3拍子の曲が作りやすいんですけどなんでですかね?でも3拍子の曲ばかりだと「〇〇のワルツ」ばかりになってしまうので、今回は4拍子にします。(途中で3拍子を入れちゃいましたケド)

④メインのフレーズを考える
これはひたすら考えます。キーボードでいろいろ滅茶苦茶に弾いてみたり、マンドリンを抱えてあれこれ弾いてみたり・・・
なんか聞いたことのあるメロディやダサいメロディばかりが出てきます。
その中で「これならまぁいいか」というフレーズを決めます。
今回はCの3小節目からの4小節間のフレーズを使うことにしました。

⑤冒頭から作っていく、8小節ごとに
全体の構成を先に考えたほうがいいのかとも思いましたが、私はとりあえず冒頭からどんどん、行き当たりばったりで作っていくほうがいいみたいです。曲ってだいたい8小節単位ですよね?なので8小節ごとに練習番号を入れて、コピペも多用してとりあえずどんどん作っていきます。

④速くしたり、遅くしたり、拍子を変えたり、転調したり
3分を超える曲にするときは途中で一捻り入れるようにします。
どういう捻りにするのかはその時の気分次第。今回はテンポを速くしてさらに拍子も変えてみました。(Gから)

⑤全体の構成を整える
出だしはいろいろ考えて詰め込み過ぎて、後半になると飽きてきて(笑)早く終わらせようとしてしまうので、とりあえずの完成形ではいつも頭でっかちな曲になります。そこで何回も音を再生してみて全体のバランスを整えます。カット、コピー、ペーストを多用(笑)。切り貼り切り貼り・・・

⑥イントロとアウトロをどうするか?
イントロはCを変形させるという形で早めに出来上がりましたが、アウトロ部分はちょっと悩みました。だんだん静かに終わっていくのは前作もそうだったし、かといってもう一度Gのように盛り上げると曲がすごく長くなってしまう。ということでちょっと盛り上げて、すぐに静かに終わっていくことにしました。と言葉で言うのは簡単ですがかなりの紆余曲折あり。

とりあえずこんな感じです。ギターの楽譜はフェッロのギター弾きの方にチェックしてもらって完成です。
ギターが入るとリズム感が出ていいですね。特にEからがお気に入りです。
近いうちに演奏動画を撮りたいなぁと思っていますが、とても楽しみです。


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