書評「できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88」

できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88
敷田 憲司 (著), 岡崎 良徳 (著), 岸 智志 (著), 納見 健悟 (著)
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: エムディエヌコーポレーション (2018/11/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4844368257
ISBN-13: 978-4844368250
発売日: 2018/11/20
値段:2,000円+税(2,160 円)

あなたのサイトは止まってはいないだろうか?
更新が、ではない。成長が、である。サイトの成長が止まることほど恐ろしいものはない。問題を解決しようと、長い間もがき苦しみ、気の遠くなる試行錯誤を行い、それでもなお、解決の兆しすら感じられないのだから。

この本は、そんな出口の見えない深刻な問題を抱えるサイトに一縷の光を差し込み、あなたに長いトンネルからの脱出の機会とヒントを与えてくれる。

あなたはこう思うかもしれない。SEOの記事ならたくさん読んだし、対策できるところは可能な限り行ったから、今更新しい発見なんかないと。しかし、それは大きな間違いであり、大きなチャンスを逃している。

この本は、カラフルな体裁とかわいいピクトグラムで構成されているが、中身は見た目ほどかわいいものではない。書かれている内容は、徹底的な本質論であり、王道であり、正論であり、Webサイトの継続的な成長を支えるための骨子そのものだ。

よく見かける書籍で著者の主観、経験則、価値観などで書かれた「根拠は経験則だけど、私と同じようにやれば成功するよ!」という紛い物とは明確に一線を画する本であることに疑いの余地はない。断言できる。この本は間違いなく良書であると断言できる。この本によって、長い冬がようやく終わりを告げることができると断言できる。

私たちは、この本から筆者の伝えたいことを読み取り、アクションを起こす努力をしなければならない。この本に対する恩返しは、サイトを再び成長させること以外にない。

この本に書かれていることは本質論だが、身構える必要はない。なぜなら、この本のタイトルにもある通り、テーマ別に難易度が設定されており、まさに「できるところからスタート」できるようになっている。よくある、難しい方法論を初心者にぶつけて心を折るような構成にはなっていない。安心してどこからでも着手できる読み手のレベル・スキルまで考慮してくれている易しくて優しい本であると言える。Webに関するある程度の予備知識は必要だが、専門知識は不要だ。すべての手順を画像付きで説明してくれている。

この本についての良いところは語り尽くせないが、もうひとつ良いところを紹介しておこう。それは、ハウツー本と同時に教科書にもなるという点だ。実践に偏っている本とアカデミックに偏っている本は、分かれている場合が多いのだが、この本はちょうど良いバランスでブレンドされている。1人の著者が書いたものではなく共著だからこその副次的な効果なのかもしれない。とにかく、何も知らないまま手を動かすだけの本や、知識だけを獲得して何をすれば良いのかわからないという本ではないということだ。また、読み手としては個人、企業のWeb担当者のどちらであっても充分満足出来る内容になっている。安心して購入の検討を始めて欲しい。

私も今までたくさんの試行錯誤を行って何度も心が砕け散ってきたが、また新たな気持ちでこの本を参考にサイトを見直そうと思う。

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むらしゅん

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