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日本アカデミー賞の授賞式を見届けて

今日のは考察じゃなくてただの日記です。

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- 2021.03.20

昨日、第44回日本アカデミー賞の授賞式が行われた。

『映画 えんとつ町のプペル』は優秀アニメーション作品賞を受賞することができた。

生配信でレッドカーペットを歩いてる西野さん見てたら、なんかもう泣けてきて。

散々叩かれて、笑われて、汚い言葉をこれでもかと浴びせられて、それでもひたむきに努力してきた西野さんの頑張りが、報われたような気がしたから。

あぁ、ここまで来たんだなって。
それが感慨深くて、胸が熱くなった。

タキシードを着てレッドカーペットを歩く西野さんは最高にカッコよくて、輝いてて、なんだか誇らしかった。

ほら、だから言ったでしょって、西野さんすごいでしょ、カッコイイでしょって、今まで馬鹿にしてきた人たちに言って回りたいくらいだった。

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最優秀アニメーション作品賞の発表がされた時、
「まぁ、そうだよね。そりゃ鬼滅だよね。」と思った。
まるで自分に言い聞かせるみたいに。

その時はひどく冷静で涙も出なくて、ただテレビに向かって拍手を送った。

鬼滅はこのコロナ禍の映画業界を救ったと言っても過言ではないくらいの功績を残した。

救われた映画館も多くあるだろうし、何より映画館に足を運んでいい雰囲気が強まったから、後から公開される作品もその恩恵を受けている。

えんとつ町のプペルも例外ではない。

だから本当に感謝してて。
コロナ禍のあのタイミングで公開してくれたことも、素敵な作品を作って、映画館に足を運ぶきっかけを作ってくれたことも、全部。

表からは見えないけれど、裏ではきっと大勢の人が、鬼滅の刃という作品を多くの人に届けるために走り回っていただろう。

だからこそ思いっきり拍手して、敬意を持って称えることができたし、「おめでとうございます」って心から言えた。

それに、最優秀賞は逃したけれど、『映画 えんとつ町のプペル』が優秀アニメーション作品賞をいただいたことに変わりはない。

処女作でこんな大きな賞をいただけた、これだけでもう贅沢すぎるくらい贅沢だと思った。

今までずっと叩かれて、馬鹿にされて、きちんと作品を見て貰えなかった。だからこうして作品を評価していただけたことが嬉しかった。

一人でも多くの人に届けたいってそれだけだったから、まさかこんな未来が待ってるなんて想像もしていなかったんだよ。

優秀アニメーション作品賞に選んでくださった日本アカデミー賞の関係者の皆様にはもう感謝しかなくて。

選んでいただけたから、また多くの人に知ってもらうきっかけになったし、こんなに嬉しくて誇らしくて幸せな日を迎えられた。

だから、最優秀賞がとれなかったことへの残念感はその時はあまりなくて、ただただ感謝の気持ちばかり湧いて出てきた。

けれど授賞式の放送が終わってしばらくしてから、じわじわと悔しさのような切なさのようなものが込み上げてきて、ふと気を抜くと涙がポロポロ出てきてしまった。

放送が終わってから1時間か2時間くらい経っていたと思う。自分でも驚いた。

誰にも知られてなかった作品がこれほどまでに広まって、たくさんの人に応援してもらえて、こんな大きな賞をいただけて、もう十分すぎるくらい十分だって分かってる。

それでもやっぱり私の中の一番は『えんとつ町のプペル』だったから、大好きでずっとずっと応援してきた作品だったから、最優秀賞はプペルであって欲しかった。

「そりゃ鬼滅だよな」って頭では分かってるのに、どうしても気持ちが追いつかない。

悔しいって気持ちを認めたら、途端に抑え込んでた感情がぶわーっと溢れてでてきて、そしたら思い出も次から次に蘇ってきて、涙が止まらなくなってしまった。

ここまで本当に本当に色んなことがあったな。

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最近は『えんとつ町のプペル』を観た人の感想を読むのが日課になっていた。
たくさんの人に届いて、応援してくれる人がどんどん増えていって、地元の友達が何人も映画の感想をくれた。

私は公開してからの3ヶ月、毎日幸せだった。


西野さんについてきてよかった、西野さんに出会えてよかった、西野さんの良さに気付いて、応援してあげられる側の自分でよかったって今改めてそう思う。

まだ挑戦は終わっていないし、これからもたくさんの戦いが待っている。

私はこれからもずっとずっとついていく。

ずっと一緒にやっていく。
一緒に世界を獲る。

そのために努力し続けられる自分でありたい。

今はまだ何の経験もないし、何のスキルもないし、学歴もないし、圧倒的に弱者だけれど、
人生捧げる覚悟は決まってる。

世界で一番大好きな西野さんと、
一緒に明るくて優しい世界を作りたいな。

またここから頑張ろう。

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