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Adelaidefringe festival参加しにきた。

とろとろ吐露トーク。

アデレードの街にやってきた。
(移動だけで痺れすぎた汗。青山椒レベル)

前からずっときて見たかった!
そんな風に思っていたフランスとは違い。
ご縁を頂き、まさかの展開で訪れる事になった今回の旅。

ここから15日間オーストラリア🇦🇺のアデレードとニューカッスルという2都市でMURATA黄昏を踊るのです。


フランス アヴィニョン 演劇祭2023に参加し、
自分にとって、とてつもなく大きな経験値を頂けた。それには、初めて海外で自分がやってみたいと思ったパフォーマンスが達成できた喜びが多くありつつも、不甲斐なさという無念な感情も含まれていた。

村田黄昏公演を今まで東京でやる時は、ほとんどが音響さん、照明さん舞台監督さんが居てくれる中で多大なる力を借りている中でしか踊っていなかったのだけど、フランスでソロを踊った時にスタッフも最小でパフォーマンスするという経験が出来た。

それは、スタッフさんの有り難みを200%再認識する機会であり、スタッフさんが居ない場合は、どう自分のパフォーマンス(MURATA黄昏)を昇華し演出し、表現していくのか?
という新たな問いの始まりでもあった。

2023年夏フランスの旅が終わり…
また来年2024年にアヴィニョン に訪れる。
自分の中で決めたルール。

そんな矢先にオーストラリアでのフェスティバルにも参加してみては?
というお誘いのご連絡があった。
多分、些細な社交辞令だったのだと思う。

そんな言葉に、まぁまぁ今回は流石にお金もきついし、フランスもあるし……と思っていたが…

いつの間にか、これで行ったらウケるな自分。。

という謎の自分に対してだけの笑い的感覚が押し寄せてきて、その後への返事には「行きます!」
と返信していた。
ノリと勢いをいまだにやってます…m(._.)m


行きの飛行機では、こんな事を考えたりした。
今回かかる費用。全部NISAに突っ込んでおいた方がよかったかな…。。自由人はいいよなぁ。。という勝手な被害妄想。ううう……。。。
こうやって一人で、様々な感情を天秤にかけながら
自分の中の選択を正解に導くように思い込むしかなく、行動するしかないのだよなぁと。
後ろ振り返って…前を向いて。
後ろ振り返って…前を向いて。
目視からの村田安全確認を脳内で続け続けております。

続け続けております。
という言葉、変だけどなんか良いなぁ。


今回のアデレード〜ニューカッスルの旅は
完全一人旅となった。
誰かついて来てくれたらいいなぁ。という淡い期待は残しつつも、そんな事はまぁなく…
一人でどうするんだろう。。という、反省がすでに見え隠れしている状態でのチャレンジである。

日本でやる時のような完璧(スタッフさんが居てくれる、タップボードが自分仕様、マイキングばっちり…その他諸々…)な状況では、絶対無理で、どこまでやれるか未知数なのだけど…

それでも、全く僕の事を知らない人の前で
僕の癖(へき)みたいなソロパフォーマンス(笑い要素無しver)を見てもらえるというのは、この上ない贅沢なことなのです。
それがどんな風に見る人に伝わるのか。
に興味があったり、
全く違う常識や価値観を持った人たちと、踊りでコミュニケートしながら、そこで自分自身が感じる普遍的なものを探究したいと思っているのです。

自分が表現をする。したい。している。表現と呼べるもの。呼ぶもの。呼べないもの。その現象、事象自体の解像度を鮮明にしていきたかったり、いつもなら恥ずかしいと思ってしまう事を堂々とやり遂げるようなマインドにフォーカスしたいと思ってきました。
不思議とそれがなんなのか、まだわからないけど、
んー。ここはまたこの旅で考えたりしながら日々を過ごしたい。

宿泊先のモーテルの玄関で自動チェックインに手こずって、アタフタしていたら
アジア系の方がチェックインを手伝ってくれて、
英語単語でしかまだまだ話せないから、ポケトークつかいながら、と翻訳アプリで会話してくれて。
なんとかチェックイン出来て…涙
全く知らないおっさんに優しくしてくれた
女性とその彼氏さんに最大の感謝を持って今日を終えたいと思います。羽田で白い恋人買ってきてたから感謝の気持ちでお渡ししました。

40代おじさんが、あたふたしているの本当に恥ずかしさでいっぱいです。
今すぐ田園都市線に飛び乗りたい。



話がだいぶ飛んでしまったけど…
吐露っちゃっいました。

なんとなく頭にある言葉。
浅はかな言葉だけど、自分なりに整理。

よし。明日からがんばろう。

タップダンスをより多くの方に知っていただくための活動資金(様々な土地でのライブ・ワークショップの経費)にさせていただきます。よろしくお願いいたします。