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【今日のnote】この人生こそ、物語の源泉。


 どうも、狭井悠です。

 毎日更新のコラム、91日目。


 昨日は、僕がとても好きな場所で、心から信頼する人と、好きなお酒を、好きなだけ飲み。

 そして、幸せな気分で目を覚ましたら、今日、すごくうれしいことがあり、おとなげもなく、真昼間から、大粒の涙を流してしまいました。

 涙は、いちどあふれだすと止まらず、次から次へとぽたぽたとこぼれ落ち、まるで、涙の雨で心が洗われているかのように思うほどで。

 このインターネットでつながる世界には、もしかしたら、不思議な魔法があるのかもしれない——最近は、そんなことすら思うようになりました。


 それでもう、すごく胸がいっぱいで、本来ならば書くべきことは山ほどあるのですが、あえて今日は、何があったのかについては、なにも書かずにおこうと思っています。

 そういう日もあります。

 今はまだ、語らないほうが美しいこと、しっかりと心の中に秘めておくべきこと、自分だけの宝物のように持っておきたいこと。

 そんな、かけがえのない出来事や、言葉や、人間関係というものもある。

 そのように思うんです。


 ワイン樽に新鮮なブドウが次々に投げ込まれるように、僕の人生には今、あまりにも新鮮で、美しくて、扱うことがとてもむずかしい出来事や、ある種の感情の波が一度に訪れていて。

 それらはもう、僕のような日陰にいる人間には、あまりにも、眩しくて、美しすぎるんですよ。

 人は、そういう心揺さぶる綺麗なものを多く胸の中に抱えていると、平常ではいられなくなる。正直なところ、僕は今ちょっと、混乱気味なのかもしれません。


 しかし、これらの出来事も、ときを経て、ゆっくりと記憶として熟成され、いつしか、誰もがうなるような美酒になるかもしれない。

 この人生こそ、そんな美酒となるような、物語の源泉。

 だから、今日も僕は書き続けている。


 そうする以外に、方法はないんです。

 それが僕にできる、唯一の奉仕なんだと思っています。

 誰も傷つけず、誰かを幸せにする方法を、僕は書くことで見つけてみたい。

 そんな風に思っています。


 今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです。

 明日もまた、この場所でお会いしましょう。

 それでは。ぽんぽんぽん。

サポートいただけたら、小躍りして喜びます。元気に頑張って書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。いつでも待っています。