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【うたかたの日々のために。】No.20 「森」


 みどりいろに、燃えるように映える森の景色を眺めながら、わたしは、自分が今いる場所が、いったいどこなのかを考える。木漏れ日がさしている。昼の森はやさしい。わたしたちが、本質的に動物であり、自然と共に生きているのだということを教えてくれる。街にいると、そういう当たり前のことを忘れがちだ。人と人が星屑のように散り散りになって、繋がり合わず、孤独に、漂流するように生きていると錯覚してしまう。わたしたちは、たしかにひとりきりで生きているけれど、ひとりぼっちではない。『すべてはつながりあっているのだよ』。どこからか、そんな声が聴こえた。わたしは耳を澄まし、次の啓示を待つ。静寂。それ以上、言葉がわたしに与えられることはなかった。そして気づく。わたしは答えを探すために、この深い森に足を踏み入れたのだ。わたしの肉体は街で動いているけれど、わたしの精神は森の中にある。一歩一歩、歩く。茂みの中にある真理を探す。(狭井悠)


《今日のぼんやり》

 ほぼ毎日更新、218日目。昨日は新宿→六本木→西麻布→歌舞伎町で仲間たちと18時間くらい飲んでしまった。無頼を気取るわけではないのだけど、東京にいると、気づけばこんな暮らしぶりになってしまう。すっからかんになるまで遊んで、あれやこれやと話して、得たものを活かして、また前に進む。今の自分がいる場所・立ち位置・役割を、僕はまだ明確に言語化できないのだけど、人生において重要な局面を迎えているのは間違いなさそうだ。周りの環境の変化がそれを物語っている。挑戦することを恐れることなく、まっすぐに歩をすすめて、行くべき場所まで行く。今は迷いの時期ではない。眼に映るものすべてを愛せるように、情熱を持って毎日を生きよう。

 今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです。

 明日もまた、この場所でお会いしましょう。

 それでは。ぽんぽんぽん。


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