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【ひぐらし卒】一人だけ大団円に見えてそうでもないやつがいるらしい

皆様はひぐらし卒最終回はご覧になっただろうか。

ラストは一見ただのトゥルーエンドだが、ただ一人明らかに救いが見いだせない人物が存在する。


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村神都並です。

前回の記事で「ひぐらしの記事は最終回!」って感じだったんだけど、考えるに連れて未来無さすぎじゃね?って感じだったので書きたくなって書いてます。

本題 救いが無さそうな奴

ここで、最後に行き着いたカケラにおいて罪を背負った人物を挙げてみよう。

鷹野 罪状:ダム工事作業員、梨花の母親を検体として利用。及び山狗を操り梨花の父親を毒殺
悟史 罪状:叔母の殺害

このカケラは「鷹野が東京の陰謀に気付き、逃走後自首」したカケラであり、郷壊しに出てきたカケラがもっとも近いと想定出来る。

そもそも沙都子の鳥籠は基本的に、昭和53年の惨劇は一切発生しない(それ以前のものは存在する)カケラとなっているため、鷹野の罪は既ひぐらし世界等に比べ幾分マシな状態となっている。

そしてエピローグでの帰還は、既に罪を償い入江診療所に迎え入れられるシーンとなっている。

一方悟史はあの瞬間まで意識不明の状態であり、叔母殺しの罪は背負った状態にある。

鷹野が償ったとなると、最早唯一罪を償っていない人物となってしまうのだ。
(※1鉄平は部活メンバーに受け入れられている事から償っているとカウントします)
(※2入江は雛見沢にいることにより償いである)

挙げ句の果てには償って北条家に帰った所で感動の再会とは言いきれず、鉄平と沙都子が仲良くやっているというあり得ない光景が広がっており、症候群関係なく精神的なダメージは計り知れないだろう。
なんなら鉄平側からしたら妻殺しの犯人なのだから、簡単に受け入れることは難しいだろう。

この沙都子かは微妙なラインなのだが、繰り返す最中に悟史を見捨てるシーンもあり、沙都子がこれを負い目に感じる可能性もあるだろう。

最早受け入れ先は詩音しか無いのだが、詩音は詩音で北条とズブズブなので、悟史としては居心地が良いものでは無いだろう。
詩音はおそらく関係ないと思うのだろうが、それだけに悟史へのダメージは計り知れない。

悟史が心安らぐはずだった場所は既に失われており、なんなら目を覚まさない方が良かった可能性すらあるのだ。

長い入院で体力も無ければ無駄に年を取っていたりと、昭和後期を生き抜くには非常に難しい身体状態となっており、生き抜くにはわりとハードモード状態なのだ。

こう考えると、あのラストは雑なトゥルーエンドとは言いきれないし、雑に悟史を差し込んだとも言いがたい。

何故悟史のその後があれだけなのか。
それは、その後の壮絶さがあのトゥルーエンドに似合わないからだろう。

悟史が生き残る道は

多分ある程度は諦めて詩音のヒモになるしかないんじゃないかと考える。

しかし園崎本家に知られるとあまり良い形にならないだろうから、興宮での生活になるだろう。

その上で、雛見沢の人間に出来るだけ会わない行動を取らなければならないだろう。

後記

ひぐらし終わってからずっと寝付けずにいたら、わりと幸せな意見が飛び交っていて、冷静に考えたらいうほど悟史は幸せか?と考えてしまいツイートしまくってたら、気づけばこんな記事が出来ていました。

まさかラストのひぐらし記事がこれになるとはな………

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