虎の威の借り過ぎは注意だ。

思ったこと書いた割にはどこに載せようか困ってこちらにしました。ブログに書けばいいんだけど、バランスが難しくて。とりあえずnoteにはやってることの心構えとか思い的なことを書き散らかしましょうかね。ということで、選挙のこと。僕は少しだけ選挙とか政治家とかに関わっているのだ。
詳しくは書かないがうっかり書いてしまっているところなどはエンターテインメントとかマクガフィンとして読んでほしい。


どこかの偉い組織に所属していた、偉い人と友達だ。これを後ろ盾にして出馬するとしょっぱいことになる実例として前回の敗北だ。
電通でめっちゃ仕事してた夜を徹して頑張った。凄いぞ!そうか?だって電通で何やってたか言わないんだよw。電通で働いていたって、経理かもしれないじゃんw。わからないよ。まぁそれはめちゃくちゃだとしても、こういう場合は広告制作の実務だろう。それでもその部分を担当していたかは不明だが、凄いぞ!と言っているのだから下っ端デザイナーではないだろう。ディレクタークラスだとすると、この候補者のパンフレットとかポスターとかウェブサイトとか広報のあり方など目にもの見せてくれる怒涛のクオリティを期待するというか、他の候補者、有権者は圧倒されるはずなのに最初のティザーイメージくらいだったのだよ。友達は最初しか手伝ってくれなかったのかw選挙期間が始まったら公認した安倍晋三が総裁の党に飲まれてしまったのか、操り人形のように見えるフツー(普通ですら無かった)の候補者の選挙だった。あえて言うなら強いものに巻かれる上手さをビシッと見せてくれた。これでは首長を託せない。なぜ操り人形を自らの親分に選ばなくてはならないのか。
電通で仕事してた凄いぞ!の弊害がまだありました。ちょうどこの頃、電通で過労自殺があり大きな社会問題になりました。候補者の部署とは関係はありませんが、同じ電通で東京本社です。候補者が現職であった頃は使われる側ではなく使う側でもあった時期です。また時間も距離も遠く離れた地方にいる有権者にとっては過労自殺のあった大きな会社でリーダ格であれば、直接関わりがなくてもネガティブなイメージしか持てません。仮に夜を徹して働いて素晴らしいクリエイティビティを発揮していたとしても、それは作家であれは肯定されたかもしれませんが、これから行政の長となる人として票を託したいとは思えないです。しかし、最後まで選挙活動のツールとして元電通を使い続けました。少なくとも女性、母親の票は望めません。
もう一つの虎の威はアメーリカのネズミ野郎の遊園地です(一応ぼかしています)。家業が傾いているときにアメーリカの……、しょうもないので某テーマパークとします。某テーマパークのお土産の下請けで持ち直した。凄いぞ!この成功体験を皆で共有しよう。だから私が首長になったらいい下請け先紹介するよ。これ、皆で立派な下請けなる話かよw。まぁいいさ、自分ちはね。ただ他所さんに首長として勧めるときに立派な下請けはないよ。随分前から下請け工場が自社製品を企画制作して自らメーカーになる話題は少なくない。メーカーになるのはしんどいし、ある意味博打だ。誰もが成功する見込みはない。だけどね、首長が「俺たち立派な下請けになるぜ!イェェェイ!」と「俺たち、メーカーになるぜ!」というのとどちらに心動かされるか、自社製品の企画制作するための後押しと、下請けの口利きしてくれるのとどちらが力強いか。口の悪い言い方すると、僕らは立派な奴隷になるために生きてるのではないです。
てなことで、虎の威はフルアーマーガンダムのフルアーマー部分です。ガンダムが無いと意味がないのです。ガンダムとは中身ですし本質です。いやいや、まだコアファイターあるしとかは屁理屈なので横に置いてもらって。ガンダム知らないと全然わからないけど、ガンダムくらい見とけよでもあります。
こういった具合に虎の威を借りすぎると虎の威にうんこついててえらいこっちゃになる。ということでした。選挙の候補者はきちんと政策作りましょう。


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