日本政策金融公庫と学生支援機構との違いについて

こんな返信をいただいたので、このことについて掘り下げようと思う。

定義

日本政策金融公庫

株式会社日本政策金融公庫法に基づいて2008年10月1日付で設立された財務省所管の特殊会社。日本に5つある政策金融機関(政府系金融機関)の一つである

日本学生支援機構(jasso)

設立根拠法は同法及び独立行政法人日本学生支援機構法。

となっており、日本政策金融公庫教育ローン日本学生支援機構(jasso)貸与奨学金を行っているところであろう。

自分の経験談

僕は実は二か所ともお世話になっている。

日本政策金融公庫の方は実は、僕ではなく父親が借りていた。

僕が父が借りていた事実を知るのは、大学に進学して後の話だ。

どうも僕の高校の費用は教育ローンで払われていたようだ。

ちなみに僕は、家庭は貧乏だったが中高一貫の私立に通っていた。

これには経緯がいろいろあり、もともと家庭としては、父が会社を経営しており、中学受験をするころは、まだ経営は落ち着いていたのだが、中学から高校進学時で倒産、大学進学と授業料が他の私立校より安かったのが幸いでそのまま通うことになったのだ。

大学生からはjassoの奨学金を借りる。

といった限りで、振り返ってみても、学費がローンで払われている時点で、よい家庭でなかった。

借りれる費用

借りれる費用を比較してみよう。

教育ローン(年1.78%)

お子さまお一人につき350万円

貸与奨学金(一種無利子)

大学学部

・【国公立・自宅通学】月額20,000円、30,000円、45,000円
・【国公立・自宅外通学】月額20,000円、30,000円、40,000円、51,000円

・【私立・自宅通学】月額20,000円、30,000円、40,000円、54,000円
・【私立・自宅外通学】月額20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円

大学院

・【修士課程】月額50,000円または88,000円
・【博士課程】額80,000円または122,000円

貸与奨学金(二種有利子)

大学学部

・月額20,000円~120,000円(10,000円刻み)

大学院

・月額50,000円、80,000円、100,000円、130,000円、150,000円

利子は、「利率固定方式」と「利率見直し方式」があり、利子が年最大3%だそうだ。

これくらいであろうか?

印象としては、日本政策金融公庫は子というより親が借りる印象で、貸付奨学金は、大学生からりようするイメージです。

日本政策金融公庫と学生支援機構は併用可能

貸付奨学金には、特別貸付金というのがあり、これを受ける条件が、「すでに教育ローンを申し込んでいること」だったりしたはず(僕のときは……)

修士の入学金の時にお金が工面できなくて当時借りました。

まとめると

リンク

・https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

・https://www.jasso.go.jp/

・https://shogakukin.jp/13loann/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?