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夢がないという悩みについて考える

将来の夢がある人って素敵だなぁと思う。

夢があるだけで、きらきら輝いて見えるし、夢がある人を見ると、いつも羨ましかった。

私は、将来の夢を持ったことがない。
生まれてから今日まで将来について考えたことは何度もあるし、沢山考えてきた方だと思う。それでも、中々思い付かないのだ。

正直に夢がないことを話すと、良い印象を持たれないから、聞かれるたびに思いつきで話してきたのだけれど、心とリンクしない夢に対して、毎回違和感を感じる自分がいた。

でもたまに、夢が無いことって、そんなに良くないことなのかなぁと考えることもあった。

そんなことをモヤモヤと考えている時に、北欧暮らしの道具店のポッドキャストを聞いて、ハッとさせられた。

過去の自分が自分を見てるという意識がすごいあるんだと思います。30代の自分が、今43歳の自分を見たら、こういう風になりたいと思うかどうか。例えば53歳になったら、今43歳の私がそういう53歳で良かったね、て言ってくれるかどうか。ということは凄く考えているかもしれない。

そうか。
将来の夢がなくても、10年前の私が今の私を見た時に、理想の自分だと思えるように努力していれば、それで良いのか。

将来の夢と聞かれると、誰もが未来を想像する。だからこそ敢えて、過去の自分が今の自分をどう見るか、というのも大切な視点なのかもしれないなと思った。

10年後の私はどうなっているかなんて、全く想像がつかない。
だけど、過去の自分が今の自分を見た時に理想的な自分だと思ってもらえるように、日々コツコツと努力することはできる。

将来の夢みたいに大きなものがなくても、過去の自分に良い姿を見せられるように、今を大切に生きる。それだけで十分なのかもしれないなぁと気付かされた休日だった。

#コラム #エッセイ #日記

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