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片付け嫌いでも、整理上手になる方法

私は、昔から整理整頓が得意な方ではない。

特別苦手という程でもないのだけれど、例えば一度は綺麗に整理してもそれは一瞬のことで、時間が経つにつれてゴチャゴチャにしてしまうのだ。

だから整理整頓をしても、物の住所が分からないことが物凄く多かった。

私は日常の中でよく探し物をしている。多分、1日5分以上は探し物をしているのではないかというほど。ざっと計算すると、1年のうち丸2日間も探し物をしているのだ。

そう考えると、私は何と無駄な時間を過ごしているんだなぁと少し自分に呆れる。汗

今、私は1Kの家に彼氏と二人で住んでいる。

家は1Kにしては収納スペースが多い方なのだけれど、周りの人からは「え!物入る?絶対狭くない?」と、よく言われる。笑

結論から言うと、私達は毎日広々と生活している。

彼氏はとても物が少ない方で、私とは比べものにならないぐらい整理上手だ。

彼氏には、「必要な物は必要な分しか持たない」いう考えがある。

例えば、新しい財布が欲しいとなった時。

今まで使っていた財布は持ち続けることなく、必ずメルカリなどで出品する。しかも、彼氏は物を大切に使う人なので、何年も使っていた財布には思えない程綺麗で、結構良い値段で売れる。

私の場合はというと、物は少ないんだけれど、さっきも話した通り、整理するのは得意ではない…。

整理した直後は綺麗なのだけれど、見た目の綺麗さだけを考えるあまり、途中で綺麗な状態を保てなくなり、結局ごちゃごちゃにしてしまうのだ。

そこで今回、彼氏にアドバイスを受けながら、私は自分のクローゼットの中身を整理することにした。

彼氏の中で、整理整頓する時は100%を目指さない、という考え方があるそう。80%を毎日継続することが大切らしい。

100%とは、誰が見ても文句の付け所がないぐらい完璧に綺麗な状態。一方で80%は後もう少し片付ければ100%になるけど、普段の生活で最も心地よい綺麗さだ。

それを聞いた時、「なるほどなぁ…」と思った。

いつも私は片付けする時、100%を目指していた気がする。

100%を目指すと綺麗になった直後は、凄く気持ちが良いんだけど、何せ長続きしない。100%はたった一瞬だけで、その後は40%とか良くても50%まで下がってしまうのだ。

片付けが苦手な私でも、整理上手になるために

これまで私は、整理整頓とは、「誰から見ても綺麗と思われるぐらい、整理されていること」だと思っていた。

でも本来、整理整頓とは、「適度に整理された状態を保ち続けること」なのかもしれない。大切なのは、綺麗にするだけではなくて、綺麗を保ち続けることなのだ。

これは普段の生活においてもそうで、例えば私は11月末からダイエットを始めた。

これまで色んなダイエットを試みたことがあるけれど、結局どれも続けられなくて、その中で私がたどり着いたのが3つだった。

それが、

・毎日2Lの水を飲む

・体幹トレーニングを2分間する

・ご飯は腹8分目にする

だ。

これでストレス1つ感じずに、4kg体重を落とすことが出来た。

ただ、このダイエットが続けられないという人も勿論いると思う。(何人かに、水2L飲むなんて、私には無理!と言われた)

すごく良い整理整頓術やダイエット法を見つけて試しても継続できなけれなければ、意味がないのだ。

だからこそ、何事もまずは試してみて、「自分には何が合っているのかを見極めること」が大切なのだと思う。

そのためには、自分への期待値は低めに設定しておくことも必要だ。自分への期待値が高くて完璧を求めると、必ず挫折してしまう。

階段を1日で一気にかけあがろうとするのではなくて、1日1段でも良いからちょっとずつ継続すること。

「塵も積もれば山となる」という言葉もある通り、たって僅かな積み重ねこそが思いもよらない大きな結果に繋がることがあるなぁと、考えさせられた休日だった。

#日記 #エッセイ #コラム

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