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私は、私になりたい

私は、私になりたいなぁ…と、ふと思うことがあります。

「いや、何言ってるの?」て思われるかもしれない。
もしかしたら、「言いたいこと分かるよ」て言ってくれる人がいるかもしれない。

小さい頃、私はとてもマイペースだったそうです。

皆が教室で絵を描いている時に、一人で運動場で滑り台で遊んでいたり、
皆がマラソン大会で走っている時に、全く走る気がなくて一人でゴミ拾いして、ビリになったり、、、

そんな子だった、て聞いたことがあります。

でも、小学生になって中学生になって、高校生になって、周りに合わせるようになりました。

周りに合わせるようになってからは、自分の意見を言わなくなって、そうすると段々自分の意見がなくなってしまって。

何に関しても干渉しない、すっかりと空っぽな自分になった気がしました。

自己発信しないことは、誰からも嫌われることも好かれることもない、差し障りのない人になってしまうことなんだよ

今から2年前の大学4年生の時。
こんな言葉を掛けられたのを覚えています。それは、ぐさりと私の心に突き刺さって。

なぜなら、私は、その"差しさわりのない人"になっていたから。

「よし…少しずつ、自分のことを発信してみよう!」

そう思って始めたのが、ワードプレスのブログ。ブログでは、自分がこうなっていきたいと考えていることや、自分の弱みを全てさらけだしました。

こんなこと言ったらバカにされるかも…という不安や恥ずかしさを抱きながらも、全部。

でも、ブログを書き始めてから、予想していなかったような声をもらうことがありました。
「むろみーのブログを見て、はっとさせられた」
「春香ちゃんの文章が好き」
そんな言葉を掛けてもらえたんです。
とても嬉しかった。

自分のことを話すのはすごく恥ずかしいけど、他の人が言えないことをさらけ出すからこそ、初めて"共感"が生まれるんだと思います。

一方で、自分の自慢話や差し障りのないことを話していても、そこに共感は生まれない気がします。



歳を重ねる毎に成長していく必要はありますが、それと同じぐらい「自分になる」ことがとても大切なのかもしれません。

これからも、私は私になるために、偽りの自分を演じることなく、正直な気持ちを全部さらけ出していきたいなぁ。

#エッセイ #コラム #日記

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