"自分との約束"を持つということ
自分に自信がある人って、"自分との約束"を持っている人だなぁと、最近思う。
例えば、毎朝必ず6時に起きるとか、週に2回はジョギングをするとか、1ヶ月に3冊は本を読むとか。
私は面倒くさがり屋な性格で、目標を立てて行動しても、すぐに三日坊主になってしまっては、また新しい目標を立てて…の繰り返しで生きていた。
だから、"自分との約束"を持っている人のことをとても尊敬している。
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「自信」とは、読んで字のごとく「自分を信じる」と書く。
じゃあ自信がない人は何故そう感じるのだろうと考えた時に、最も大きな要因となっているのが、「自分を信じられていないから」だと思う。
私は、「自信」とは「自分との約束」と強い関係性がある気がしている。
というのも多くの人が、他人との約束は守ることができても、自分との約束は平気で破ってしまうことがある。自分との約束を守れないのに、自分を信じる、つまり自信を持てる訳がないと思うのだ。
例えば、友達と遊ぶ約束をしている時。さすがに、毎回ドタキャンするという人は殆どいないと思う。
一方で、自分との約束はどうだろう?
当たり前のように約束を破って、もはや約束を無かったことにすらしてしまう自分はいなかっただろうか。
「今日から早寝早起きする!!」
そう決めても続かず、早寝早起きをするという約束自体なかったものにしてしまったことはないだろうか。
私は過去を振り返った時に、どれだけ自分との約束を破ってきたんだろうと、反省した。自分との約束が守れないのに、自分に自信が持てる訳がないのかもしれない。
もし、友達と遊ぶ約束をしていて、毎回当たり前のようにドタキャンされたら、その友達のことを信じることができるだろうか。
それはきっと、自分に対しても同じだ。
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そんなことを考え始めてから、私は自分との約束を決めたら、手帳に書き留めることにした。決して忘れることのないように。
約束と言っても、とても小さなものだ。なんせ面倒くさがり屋な私だから、継続するのが難しいほど過酷な約束を作ったら、またきっと三日坊主になると思ったから。
そして、そんな私が決めたのが、
「毎日寝る前に2分間運動をする」
という非常にシンプルなものだった。
たった2分。それでも続けることが出来たら、毎日手帳に○印をつけていくことにした。
今はそんな生活を2ヶ月程続けているのだけれど、私でも何かを継続できるんだという小さな自信につながった。
何より、最も私に自信をつけさせてくれたのが、手帳に書かれた沢山の○印たち。
まるで、学生の時にテストで○が多くて喜んでいる時と同じ感覚だった。
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もし今自分に自信がないと悩んでいるとしたら、小さなことでいい。"自分との約束"を持ってみると良いんじゃないかと思う。
例えば、毎日自分から挨拶をするとか、笑顔でいるとか。
そして、達成することができたら、○印をつけてあげる。
そんな小さな積み重ねとたくさんの○印が、自分への自信を運んでくれ、日々の生活がより良いものになっていくのだと思う。
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