上も下も関係ない。皆が平等、そんな会社
あらゆる会社において、上司や部下は存在するもの。
「下は上の言うことを黙って聞いていればいい」
こんな風に言われたことがある人も、いるかもしれません。
もしかすると、新人でも良い考えを持っているかもしれないのに、上から抑圧するというのは、どうなんだろう…と思ってしまいます。
上司や部下って、必ずしも必要なんでしょうか…?
上司や部下がいない会社
福岡の中心地から電車で1時間ほど。大きな大きな田んぼに囲まれた場所に、ぽつんと小さな会社があります。
田んぼに囲まれた道を通って…
通って通って…
見えました…!
ここです!
(写真の建物は倉庫で、裏に事務所があります)
騒音に悩んでいる人たちの手助けをしている会社ピアリビング。
「最近ピアノを始めたから、防音したい」
「外からの騒音が気になる」
「子供たちの遊び回る声が、階下に聞こえないか不安」
お客さまは、女性男性問わず、若い方から年配の方まで本当に様々。
創業してから20年以上、数えきれないほど多くのお客さまに向き合ってきました。
社内で縦の関係を作らない
会社の人数は全部で15人ほど。
だけど、その中に上司や部下の存在はありません。
勤続年数が長い短いに関わらず、皆がそれぞれ意見を出し合えるような環境です。
それを表してるのが、会社の組織図。
普通は会社の組織図ってこんな感じ。一番上に社長がいて、そこから下に連なっていきます。
だけど、ピアリビングは違います。
こんな感じの丸い組織図↓何とも斬新、、、!
これは、従来の組織図のように、縦の関係は作らずに、皆が平等ということを示しています。
縦の関係がないからこそ、お互いに変な気遣いはしない。
そして、それぞれが自分の得意分野で力を発揮し合える環境は、まさに理想的だなぁと思います。
その◯◯らしさを疑う
会社らしく、上司や部下をつくる。
会社らしく、立派な組織図を作る。
その「会社らしさ」から抜け出した時に、ほかの会社にはないオンリーワンになるのかもしれません。
よく、「常識を疑え」という話を聞きますが、ものすごく通ずるものがあるなぁと感じました。
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私は昔から頭がかたいほうで、「◯◯らしくしないと!」となりがち。
だからこそ、その「◯◯らしさ」を疑って、その箱から抜け出してみる。
その時にはじめて、これまで見えなかったものが見えたり、新しい私に出会えるような気がします。
#コラム #エッセイ #日記
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