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Amazonの成長を支える「高速の意思決定サイクル」が明快すぎる

こんにちは、ムロヤ(@rmuroya)です。

アマゾンが描く2022年の世界』という本にある、アマゾンのオペレーショナル・エクセレンスを支える「高速の意思決定サイクル」に感銘を受けたので、メモがてら書いてみたいと思います。


アマゾンの高速の意思決定サイクルの4つのルール

ルール1
「意思決定を2つに分類する」
後戻りできる意思決定と、後戻りできない意思決定。
後戻りできるものは失敗の可能性も織り込んでどんどん決定し、後戻りできないものは深く議論する。

ルール2
「70%の情報から意思決定する」

ルール3
「反対してからコミットする」
自分自身は賛成しないけれども、みんながそう決めていくのであれば、決まった以上はしっかりコミットする

ルール4
「部署間の利害関係を理解する」
意見の相違のなかでも、調整困難なもの(議論しても埋めがたいギャップがあるもの)は、議論を繰り返して疲弊する前に、上層部に判断させる


これれはいずれも「組織のなかでできるだけ現場に近いメンバーに意思決定を委ねたい、でもそれは後戻りできることに限る」というメッセージだそうです。

リーダーやマネジャーになって「意思決定すべき案件が増えてきて時間がいくらあっても足りない!」という状況になってきた際に、役立つ思考法だと思いました。

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