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フロリダ州の免許とったど〜!その3(実技試験)

実技試験について

実技試験では、受験者が自分の車を使ってテストを受けます。

現在はコロナ対策として「リモート実技試験」が行われるとのことでした。

事前に送られてきたガイドラインによると、試験官は、試験会場で車が見える場所から、Bluetoothまたは電話で受験者に指示をするとのこと。なるほど〜。

You will receive instructions in person and by electronic communications during the test. Examiner dials customer’s cell phone and confirms he/ she is on Bluetooth or speaker phone. (中略)Once the examiner confirms the connection, the driving may begin. The examiner will give you directions as to where to go and what to do next.

「REMOTE DRIVING TEST INSTRUCTIONS」より抜粋

実際のリモート試験の様子を撮影していたYoutube動画があったので参考にしてみてください。(この方はマイアミの方のDMVで受験されたようで、私の試験内容とは少し違いましたが参考になります!)

実技試験本番までの流れ

まず受付を済ませて、カウンターで番号を呼ばれます。書類(車の保険の書類なども)を一通り確認され、ここで写真撮影。気の済むまで取り直しok・笑顔okです!思いっきり笑いました!

再度番号を呼ばれ、実技の試験官から「今から車を実技試験専用の駐車場に止めて、そこで待っていてください」と指示がありました。建物の外に出て、車を移動させ車内で待ちます。

試験官から本日の流れを説明されます。ここでなんと「あなたは日本の免許をお持ちのようですので、旦那さんは降りて待合室にで待機してください。」との指示。急に心細くなります。夫は「がんばってね・・・」と下車。

気を取り直し、指示された通り私の携帯から試験官の携帯に電話し、車内のBluetoothスピーカーに繋ぎ、接続確認を終えていざ実技試験開始です。

実際の試験の流れ(記憶している限りの情報)

  1. まず、車体の動作確認をします。左右ウィンカー・ブレーキライト・クラクションを鳴らすよう指示があるのでその通りに従います。

  2. 後方確認をしながら車をバックして駐車スペースから出し、左側に向かって直進、右折して試験会場に入ります。曲がる時はウィンカーを出すこと、後方確認を忘れずに!

  3. 急停止(Quick Stop):真っ直ぐな道路で、20mphで直進走行するよう指示があります。車を加速させ、試験官から「Stop」と言われたら、タイヤがスリップしない程度に急停止させます。

  4. 後進(Backing):上記で停止させた車体をゆっくりと、試験官から止められるまで、真っ直ぐ後ろに進めます。このとき、肉眼で後方確認をすることをお忘れなく!

  5. 3ポイントターン(Turnabout/ Three-Point Turn): 車幅が狭くUターンができない時に、切り返しをして方向転換をすることを3ポイントターンといいます。こちらの指示があったら、まず右にウィンカーを出し、車線ギリギリまで右に車を寄せて一旦停車させます。そこから左にウィンカーを出し、後方確認をしてハンドルを限界まで左に切り、反対車線に車を進めます。そしてギアをRに入れて、周囲の確認をした上で、後方確認(肉眼)をしながらハンドルを限界まで右に切って、車をバックさせます。後輪が車線を踏まない程度にバックさせたら、ギアをDに戻して左にウィンカーを出して発進し、方向転換完了です。

  6. 前向き駐車(Straight in parking): しばらく進むと左折し、左手に車を停められるよう指示があります。そこから、コーンで囲まれたスポットに前向きに車を駐車させるよう指示があるので、周囲の確認をして左にウィンカーを出して、前向きに駐車します。コーンに触れないように、真っ直ぐ駐車します。ここで、車を停めた状態で口頭質問があります。「上りの坂道で駐車する際の手順を教えてください」と聞かれるので「タイヤを限界まで左に切り、パーキングブレーキをかけ、ギアをパーキングにいれて、エンジンを切ります」と答えます。(これは丸暗記していけばokです。)

  7. ここまで終了すると、道路標識に従い建物の前に車を停めて待合室で待つよう言われるので、指示に従います。

免許発行

建物の中で待機しているとさっきの試験官から名前を呼ばれます。カウンターで、あっさり「合格したので免許発行しますね」と言われました。笑
その他のフィードバックは特になかったので、100点満点だったと思いたいです。笑

そこから、臓器ドナーになるかどうか・従軍経験はあるか・特定の疾患があるか等の質問に口頭で答え、最後に支払いを終えると引換券のような用紙を渡されます。

受付で名前を呼ばれるので、先ほどの引換券を渡して免許を受け取ります。

実技試験の感想とコツ

実技試験の内容はシンプルなので、基本的な運転ができていれば問題なく合格できると思います。
10年ほど前にシアトルで試験を受けた際は縦列駐車などもテストされましたが、今回はそれもなかったので、最難関は3ポイントターンと前向き駐車あたりかなと思います。

個人的には、今まで日本で乗っていたよりも大きな車(トヨタRAV4)だったので車幅の感覚を掴むまで少し時間がかかりました。
大きな駐車場などで慣れるまで練習しておくと当日は安心して試験に臨めると思います。

また、ゲインズビル(フロリダ大学のある街)という土地柄もあり、試験官もわかりやすい英語で指示をしてくれていたような気がしました。(私以外にもこの夏から留学してきたであろう外国籍の方が何名かいたので少し安心・・・)

何はともあれ、無事に免許が取れてほっと一安心です。おしまい。

お役立ちリンク集

免許取得に関する情報
"Required Documents"から、必要書類を確認できます。

フロリダ州免許ハンドブック
一目通しておくと安心です!

筆記の模擬試験集
筆記試験はこれで対策しました。

・実技試験の
コツ紹介ビデオ
このビデオをアップロードしている"ACC DRIVING SCHOOL & SEQUENCE SOUND SYSTEM"というチャンネルには自動車学校の先生が撮影した実際の生徒さんとの練習の様子のビデオがたくさん上がっているのでとれも参考になります。

・フロリダ州のリモート実技試験の様子
この方はマイアミの方で試験を受けたようなので、私の実技試験と全く同じではなかったですが、試験本番の様子が分かりとても参考になりました。

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