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感謝される仕事は給料が上がらない?!

芸人のロザンさんのYoutubeを見て、感じたことを書きます。

まず、この動画の内容をまとめると、前提として全ての仕事は感謝されるべきで、世の中に必要だからこそ仕事として残っているというものです。しかし、その中でも特に、保育士さんや介護士さんなどの給料の低いと言われる方々に、感謝し過ぎではないかというものでした。そして、その過剰な感謝こそが、給料が上がらない一因となっており、対価に見合っていないと思うからこそ、感謝が過剰になってしまうのではないかとのことでした。

私はこの動画を見て、少し違う意見を持ちました。

感謝される仕事で言うと、医者や弁護士など給与の高い仕事もたくさんあります。さらに、美容師や教師など、過剰な感謝をされることなく、給料も見合っていないと言われる仕事もあります。

もちろん、給料の低いと言われる保育士さんや介護士さんの中には、感謝されることが仕事を続けるモチベーションになっているという人もいるでしょう。

そして、そのような方々が長年仕事を続け、給料の低いことに慣れ、上司になってしまうと、若い人が給料が低いことに対して声を上げれなくなることもあります。そのような状態を、感謝される仕事は給料が上がらないと表現したのかもしれません。

しかし、保育士さんや介護士さんなどの給与が上がらない理由は、もっと他にあると私は考えます。

その理由は、給料が低い仕事自体が、社会的に軽く見られているのではないかというものです。

感謝もたくさんされ、給料も良い例としてお医者さんを挙げましたが、保育士さんや介護士さんとの違いは、専門性にあると思います。

保育士さんや介護士さんの主な業務、子育てや介護は本来、家庭内で給料も発生せずに行われるものでした。

それに対して、お医者さんはいつの時代も、それを専門にする職業が存在しています。つまり、子育てや介護と違い、誰でも行えるものではないのです。

そのような背景からも、保育士や介護士さんはお医者さんなどに比べて、自分たちでも出来るものだと軽視されていると考えられます。

その考えこそが給与が低い原因だと思いました。


以上私の意見を書きましたが、ロザンさんや私の考えとも違った考えもあると思いますので、ぜひ皆さんの意見を聞かせていただければと思います。




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