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夫婦間コミュニケーションで一番大切なこと【2.プロファイル-ダイナモ編】

こんにちは。

「夫婦間コミュニケーションで一番大切なこと」の第二弾です^^ 

今回はより価値観を理解し合うことができる考え方、テクニックをお伝えしていきます。

「え!? 価値観を理解するのにテクニックがあるの!?」

そう驚かれる方も多いかもしれません。 そうなんです、あるんです。これは世の中では占いや四柱推命、動物占い、タイプ別診断など諸々とありますが、私は『ウェルスダイナミクス』という理論を使っています。

簡単に言えば、ウェルスダイナミクスは世の中の色々な占いやタイプ別診断系のいいとこ取りをした理論です。いろんなタイプ別診断や理論をカオス的に取り込んで形成しているので、抽象度が高いのが特徴です。

ウェルスダイナミクスの中で複数のメソッドがあるのですが、その中でも「プロファイル理論」の考え方はわかりやすく即効性も高く、他者理解とコミュニケーションではとても使いやすいです。私も常にこの理論をベースに初めて出会う人でも関係性が築けている人でもその方を理解するヒントとして活用しています。

これを知っているかどうかでコミュニケーションのレベルが格段に変わりますし、今回のご相談者のお悩みはほぼ解決されると言っても過言ではありません。

前置きが長くなりましたが、今回はこの『ウェルスダイナミクスを活用した夫婦円満の秘訣』についてお伝えしていきますね^^

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4分類を覚えておけばOK!

まず、上図で示したのがウェルスダイナミクスのプロファイル理論で出てくる概念図になります。これを『ウェルススクエア』と言います。

正方形の各辺に『ダイナモ』『ブレイズ』『テンポ』『スチール』とあります。これが大きく分けた4分類です。この4分類で価値観から行動基準、才能や強みまで大体の方向性がわかるようになります。まずはこの4分類だけ頭に入れておけばOKです。図には他にも細かくクリエイターやらサポーターやらなんやらとありますが、今は知らなくても夫婦間のコミュニケーションを円滑するのには影響しないので大丈夫です。

では、これからこの4分類について何回かに分けて概要と価値観(大切にしていること)、またその方の才能と逆に苦手なことをお伝えしていきますね。前回でもお伝えした通り「相手の価値観を理解すること」から夫婦間のコミュニケーションは始まります。

ご自身の旦那様や奥様がどの4分類なのか考えながら聞いてみてください。大事なあなたのパートナーが大切にしていることを知ってあげてください。

ダイナモ(発電機・春)

ウェルススクエアの上辺に位置するのがこのダイナモです。ダイナモは「発電機」と訳されます。また、ウェルスダイナミクスは陰陽五行の理論も取り入れているのですが、季節でいうと「春」に位置します。春といえば草木が芽吹く季節ですよね。新しいことが始まる時期。

そう、このダイナモの人の特徴はまさに”新しいこと””革新”が根底にあります。まだ誰もやったことがないことは? 自分しかできないことは? などなど常に新規性を考えたりしています。

大切な価値観は「自己重要感」です。

あなたにしかできない、さすが◯◯さんだね、こんなことできるのは◯◯さんしかいないですよ。こんなことを言われたら大体もう有頂天です 笑

思考の回転はとても早く、新しいアイデアや発想がよく浮かびます。革命を起こしたり、新しい概念はダイナモから生み出されることが多いです。

そして、新しいことは”未来”に広がっていますよね。なので、このダイナモの人たちは基本的に未来志向で考えます。

遠い未来まで見渡せる彼らを乗り物で例えれば「ジェット機」です。雲の上をビューんと目的地まで飛んでいきます。

有名人で言えば、スティーブ・ジョブズやホリエモン、木村拓哉や桑田佳祐、ワンピースで言えばルフィ、歴史上の人物で言えば織田信長がまさにこのダイナモ気質の人たちです。

うわー、すげー! かっこいい! 向かうところ敵なしじゃん! って思いますよね。でもね、ダイナモにもいいところもあれば、苦手な分野もあったりするんです。

ダイナモの苦手分野

それは、『足元のことがわからない!』ということ。

新しいアイデアはたくさん出てくるんです。他の人と違うこともしたいんです。自分にしかできないことをしたいんです。未来も見えるんです。

でもね、ダイナモはジェット機なんですよ。雲の上を飛んでいるんです。だから見えてないんですよね。足元や周りが。彼らが苦手とするキラーワードがあります。

『じゃあ、具体的に何をいつまでにやるの?』

具体的な日時やスケジュールに落とし込まれたり、細かなタスクを聞かれ始めると途端に答えに困り始めたりします。そしてこんなことを言うんです。

「良しなにやっていこう(いい感じでやっていこう)」

いやいや・・・ 笑

ダイナモ同士はこれで会話が成立したりするんですが、他の人からすると本当に困惑の元です。良しなにって何? いい感じって何? いつまでに何をするの? とたくさんの疑問が出てきます。

しかし、ダイナモはそんなことはもう御構い無しです。もう自分だけは未来が見えてるからそれ以上細かく話していくことは面倒だし、必要ないと思っています。

これは結構ダイナモとのコミュニケーションにおいて軋轢やコミュニケーションロストの元になったりするんですよね。

あとはダイナモは『周りの能力を楽観視する』という傾向もあります。自分ができることは他の人も同じようにできる、って考えているんですね。

だから自分がイメージできることは他の人も同じようにイメージができていると考えますし、逆に、他の人が何かに失敗した時にはとても疑問に思い、強く問い詰めたりします。

「なんでこんなこともできないの?」「こんな簡単なことなのに」「そんなの余裕でしょ」「もっといい感じでやれたでしょ」と。

聞いてる側からするとね、「違うよ・・・。それあなただけだから・・・。もっと細かく教えてよ、説明してよ・・・」と思いますが、ダイナモのその強い姿勢と確固たる考え方に対して、自分の方が間違っているかも、とか言ったらさらに怒られそう、と物怖じして何も言えなくなってしまうこともあるんですよね。

さて、いかがでしょうか? あなたの周りにもダイナモの人が思い浮かびましたか? また、自分自身がダイナモかも! と思い当たるところありますか? 旦那様、奥様はどうでしょうか? 少し考えてみくださいね。

ダイナモのまとめ

・大切な価値観は『自己重要感』

・新しいアイデアを考えたり、発想がすごい才能

・未来志向

・乗り物で例えるならジェット機。遠い先までひとっ飛び。

・足元が見えていない。具体が苦手。

・周りの能力を楽観視してしまい軋轢を生むことも。


次回は違うプロファイルのことを話していきたいと思います。

もっと細かくいろいろと聞きたい方は定期的にライブやセミナーを開催しているので、お声がけくださいね。

おしまい

※もちろん、プロファイル理論は”絶対”ではありませんし、「あなたは◯◯だからできないでしょ!」とか「私は◯◯で苦手だからやらない!」とかいうレッテルではありません。コミュニケーションの的当てのヒントとして考えてくださいね^^

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