-2010-
Santiago de Cuba

ハバナへ帰るのを延期して、結局出国ギリギリまでこの街に滞在することにした。
日に日に挨拶してくれる人も増えて来てるし、街の中心でルンバのパフォーマンスがある日は、ジュースを手土産に遊びに行くようになった。

ジョニーの部屋には、窓もないし、半分屋根もない。
本人は、良いバルコニーだろ？と笑ってた。

髪を切ったから記念に写真を撮ってくれと頼まれて、家まで行ったら飾ってあった。
電話やネットがないと、とにかく直接会いに行く他ないから、大抵面白い事になる。

ジョニーのおばあちゃんの家でコーヒーをご馳走になる。
豆を挽くミルが、テーブルに固定出来る優れもの。

近年、キューバで暮らす人の一部でも、インターネットが徐々に使えるようになり始めてると聞いた。

近い将来、スマートフォンから世界中の人を対象に、お金を自由に送れる様になると、生まれた場所も、国籍も性別も年齢も関係なく、やりたい事や、面白いアイデアで生きていける人が世界中で増えていくのかもと想像すると、とても楽しみだ。

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