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Kenya 07 -Lake Bogoria-


なんかケニアに来てから、殆ど車の運転しかしてない気がするのだけど、
そうして苦労してたどり着いたボゴリア湖は、もうフラミンゴがいようがいまいが、関係なく美しい!

昨夜、ボゴリアの村になんとか辿り着いて、翌朝早く湖にやって来たのだった。

まさかこんなにもATMが一台もないなんて!
と、現金をあまり持ってない事に気が付いたのは、ボゴリア湖の入口でのこと。(入場料がいる事も知らなかった)

この辺ATMがないから、全財産これだけなんだ!とスタッフのおじさんに涙ながらに訴え続けると、

「まあはるばる日本から来たんだから」

と、負けてもらえた。(感謝!!)


来てから気づいたのだけど、このエリアはマラリアの発症が多いそうだ。
宿の部屋に入ると、結構な数の蚊が出迎えてくれた。

蚊帳に穴が数カ所空いていたので、ビエラはそのまま寝てしまった。




現代では目的地まで、短時間で、簡単に、居心地よく移動する事が当たり前の世の中になりつつある中、
道がデコボコの土だったり、突然道路が川になってたり、交通ルールもラフでよくわからない中を、1日10時間以上運転して、やっとたどり着けた目的地とでは、感動の度合いが全く違う。

無事に辿り着けただけで儲けもの!のノリだ。
腰も痛いしハンドルを握り続けた手は痺れてるけど、心だけは清々しい。

公園内のデコボコで登り降りの激しい道を、しばらく進んで行くと、遠くの方にちらっと見えた。



フラミンゴだ。





アフリカに友達と来るなら、苦労しないと辿り着けないくらいの場所に来た方がきっと面白いし、生涯忘れられない笑い話になると思う。

アフリカの中ではまだ整備が整ってると言われるケニアですら、時々本当にしんどいけど。

そんなことを考えながらようやく出会えたフラミンゴの小さな群れは、僕らには御構い無しにガヤガヤと楽しそうにやってたのだった。


その後、同じ道を引き返すのもなんだね、と進み続けたら、行きの3倍くらいさらに大変な道のりで、やっぱりそうでもないかも、と思い始めていた。




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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!