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土用

現在は土用期間(8月7日まで)に入っております。

本日7月27日は丑の日ですので「土用の丑の日」ということで、土用というと「うなぎを食べる日」と勘違いしていらっしゃる方が多いように思いますが、土用の本来の意味は、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことを指しており、その前の季節の濁りが溜まる期間のことでして、年間18日×4=72日間あります。

うなぎを食べる習慣を作ったのは平賀源内ですが、本当の意味は土気(どき)が不安定になるので地面を30cm以上掘ってはいけない期間となっております。
この時期に家の基礎工事を始めると、数年以内に当主がなくなることがあります。昔から「家を建てると死人が出る」と言われるのは、土用期間に基礎工事を始めた家のことで、私も過去に忠告したのに工事をされて、ご主人が本当に亡くなった家が数軒あります。

私の師匠の家の近所の交差点は、土用期間に工事をされて以来、非常に見通しが良いのに、毎月人身事故があって、警察も不思議がっていたそうですが、次の工事が土用期間をはずして行われた(地面を掘り直した)ために、事故がピタリと止まったということがあったそうです。

これも実際にあった話ですが、お金は土気で集まるので、繁盛していたお店が、お店の前の側溝の工事を土用にしたために、以来、客足ががた落ちになったということがありました。

マッサージなどを始めると、こじらせることがありますので注意してください。禁煙、禁酒など、悪習慣を断ち切りたい時は、意外とすっぱりとやめられます。人間関係の整理にもいい時です。

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