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前回、桜の話をしましたが、

桜は春に咲きます。

「春」の語源は「穢れ(けがれ)晴れる」です。

昔の人は、冬の期間を「穢れ」と考えました。
木の葉は落ち、冷たい風が吹き、あたり一面が雪景色になって、生命が感じられないことを「穢れている」と考えたのです。

ちなみに冬の語源は「霊(みたま)増ゆ(ふゆ)」です。
花も葉も落ち、一見死んでいるかのようにみえても、いずれやってくる春に備えて、木の内部では活発に細胞分裂が起きています。
そのことを「霊(みたま)増ゆ(ふゆ)」と考えたのです。

その春がやってきました。

桜の花が咲き、野山には青い草が生え、それぞれに花を咲かせます。
すべての生命が一斉に「命の息吹」を始めるときです。冬眠していた動物も動き出します。

こういうときに、あなたはどう過ごしていますか?

「春は眠いのよ〜」なんて居眠りをしていてはいけませんよ。大きく背伸びをし、胸いっぱいの息をして、身体を動かしてみてください。スポーツでもいいし、ウォーキングだって構いません。

それを決まった時間にやることがポイントです。

苦しいことは長続きしませんから、苦しいと感じない程度にしてください。出来るだけ習慣にしてください。

こういう自然に沿った生き方が、実は運気を安定させる秘訣なのです。

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