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『鉄壁』の使い方

今回は『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』、通称『鉄壁』の使い方についてご紹介します。

まず始めに、鉄壁について少し説明します。鉄壁は東大受験指導塾「鉄緑会」が発行する、東大をはじめとする難関大学の受験生をターゲットにした英単語帳で、東大生からも圧倒的な支持を得ています。その一番の特徴は、収録語数の多さで、見出し語で3100語以上、熟語で1000語以上も収録されており、なんと700ページに及びます。

今回は、鉄壁を使うと決めた人向けに、いち鉄壁ユーザーとしていかに鉄壁を使い倒すかに焦点を当ててお話していきます。

①合わなかったらすぐやめる!
早速おかしな話ですが、鉄壁の収録語数の多さは長所でもあり、短所でもあります。軽いノリで手を出しても、1周するのにはなかなかの時間を要してしまいます。分厚すぎてやる気が出ない、覚えにくい、自分のレベルに合ってないなどの理由で鉄壁が自分に合っていないと感じたら、早めに他の単語帳に乗り換えるのも一つの手です。

②イラストや語呂合わせを最大限利用する
鉄壁の次の特徴でもあるのですが、イラストや語呂合わせが豊富で、覚えやすいように工夫されています。これらを最大限活用し、習得時間が短くなるように効率を上げていきましょう。

③章末のReview Testを必ず解く
初見の単語は覚えたつもりになっていても、数時間も経てば忘れてしまうなんてことはざらにあります。テストを解くことで、そのような単語をあぶり出し、もう一度確認することでより定着するはずです。1日くらい間をあけてからテストを解くのもおすすめです。

④テンポよく1周する
テストで確認をするとは言え、難易度の高い単語も多いですし、何しろ700ページもあるので、1周目だけで完璧に覚えるのはほぼ間違いなく不可能です。派生語は一度はしょるなどして、ある程度見切りをつけ、どんどん次の章に進みましょう。1週間で何章、何ページというように具体的に決めて計画を立てることをお勧めします(でないと永遠に終わらないです…)。

⑤とにかく周回する
1周するのが一番の山場なので、もうあとは周回するだけです。鉄壁に限らず、すべての単語帳に言えることですが、何周も何周もすることで初めて単語が自分のものになります。私の場合は、3周目までは全単語確認し、4周目以降は覚えていない単語のみ付箋をつけて確認し、高2までに7周ほどしました。

今回は鉄壁の使い方についてご紹介しましたが、基本的にはどの単語帳もおおむね進め方は同じです。ただ鉄壁は、とにかく収録語数が多いので、いかにスピーディーに1周目を終えられるかが鍵になると思います。

単語を覚えるのは大変ですが、語彙が増えれば英文も一気に読めるようになるはずなので、めげずに頑張ってください!

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