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目標をことばにしてみること

 こんにちは。今日は、目標をことばにすることについて書いてみたいと思います。私は受験生だったとき、使っている手帳やノートにおまじないのように「○○大学に合格する」と書いていました。
 当時は何気なくやっていたことでしたが、目標をことばにすることはとても大きな力を持つのだと、あとあとになって気づいたように思います。

 これを「言霊(ことだま)」と呼ぶのだろうと思います。目標に限らず、言葉にしたことには「ちから」が宿ると昔から考えられていたのですね。

 ことばは不思議ですね。私が学んでいる「臨床心理学」は、主に心理療法やカウンセリング、あるいはその対象とするの人のこころについて探求する学問です。

 自分がいま感じていること、たとえば悩んでいること、うれしいこと、悲しいこと・・それらはすべて、ことばにできるでしょうか?
うれしいような悲しいような・・・ことばにできないことって、意外とたくさんあるんじゃないでしょうか。ことばはとても便利です。一方ですべてをことばで説明できないのではないか。そんなふうに私は感じています。
そういうあいまいなものにことばは名前を与えるのは、ことばの役割の一つです。ものごとは名前を与えられて初めて輪郭を持ち、認識したり、他者と共有できるようになるのです。

 少し長くなりましたが、ぜひ目標をはっきりとことばにしてほしいと思います。例えば、一番具体的なのは志望校の名前ですね。
志望校がまだ決まっていなければ、どんな大学生活を送りたいのか、どんな大学生になりたいのか、そんなところからことばにしてみるのもいいと思います。目標が決まると勉強にも一段とやる気が出るかもしれませんね。

それから、今日の勉強計画も紙に書き出してみるといいと思います。
ぜひことばのちからを使って、すこしでも目標に近づいてほしいなと思います。


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