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想い

最近、音楽を聴くようになりました。

ブライダルの司会をしていた頃は、現場でたくさん音楽を聴きました。曲に合わせてテンポや声色を変えてしゃべっていました。今思うとけっこう練習した思い出。

プライベートで仕事を思い出したくなくて普段は音楽を聴くことはありませんでした。聞くと、前奏15秒間でコメント入れると。。。とか考えちゃう(笑)ブライダルでかかる曲しか知らない人になっていました。

歌舞伎に出合い、生の三味線や太鼓に脳が癒されるのを感じるようになりました。心地いいなと。今も歌舞伎音楽に詳しくないけど、三味線やお囃子の音は心身をリセットしてくれるから大好きです。それが私のプライベートの音楽と言えるかもしれない。

大衆演劇を観るようになり、素敵だなと思う曲と出合うようになりました。それはきっと演者さんが素敵だからなのだと思うけど。

音楽はその時の楽しい気持ちや感動を甦らせてくれます。また、脳を無にすることができることを発見しました。心地いい余韻だけが私の中に広がる感覚です。

こうして私の「楽しい」が大衆演劇のお陰で増えています。歌舞伎を観る目も変わってくるかもしれない。ワクワクしています。

17日の猿之助さんの判決前の2日間、篠原演芸場で大衆演劇を観てきました。判決を意識した日程ではなかったけど、この2日間があったから気持ちを強く持てました。

ヘッダーの写真のように、瀬川伸太郎さん恋川純弥さんの二人が澤瀉屋の文字が入ったお揃いの羽織で踊ってくれたのです。友人たちと涙涙の観劇になりました。有難うございました。


そのお話を聞いてください。


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有料記事は全てMAGAZINE「ayaMAGA」で読むことができます。私は猿之助さんに歌舞伎ファンとして育ててもらいました。猿之助さんの舞台を観ることが叶う日まで楽しく待ちたいと思います。

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歌舞伎中心の観劇感想MAGAZINEです。劇評ではありません。今月の観劇で感じたことや今まで観た舞台の思い出を綴ります。2009年からbl…

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