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ただ待つこと。

1年前の2月26日は猿之助さんのファンクラブの新年会でした。まさか1年後にファンクラブが無くなることになるとは想像以上でした。

でも思い出して悲しくなるより、心穏やかです。

私はやっと「ただ待つ」という心境になれました。

「私にできることは何だろう」と事件以来ずっと考えて生きてきました。当時は不思議なくらい冷静で、でも必死でした。大海を自分のオールで必死に漕いでいた感じでした。

自分で漕ぐのを止めた時、私は初めて「安心」をもらうことができました。自力で頑張るのを止めたら、他力に気づくことができました。

私は恩師の めぐ先生と、恋川純弥さんに救われました。


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歌舞伎中心の観劇感想MAGAZINEです。劇評ではありません。今月の観劇で感じたことや今まで観た舞台の思い出を綴ります。2009年からbl…

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