シェムリアップ旅行記④
③の続きです。ランチの後はマッサージへ寄って再度遺跡巡りへ。
アンコールワットのメインの遺跡を見に行きました。
手前の湖は乾季のためだいぶ干乾びていましたが、遺跡が反射しているところを撮影できました。
ガイドツアーって何気に初めて参加した気がするのですが、良かったのはありとあらゆる撮影スポットでガイドさんが写真を撮ってくれること(それもグループではなく参加者単位で)。
各観光スポットに応じたインスタ映えな写真の撮り方やカメラ機能も熟知していて、ガイドさんというより最早カメラマンさん並に撮影してくれていました。お陰で思い出の写真がたくさん増えました。
先程の外観の寺院の中。
塔の上に登ってみたり。当然エレベーターは無いので急な階段の登り降りが多く、気温も高いのでかなり体力を消耗します。また舗装はされているものの遺跡は足元が悪い場合も多く、小さいお子様連れのツアー参加者をあまり見かけなかったのも納得です。
トイレも限られた場所にしかないし、自動販売機も無いので水は事前にたくさん持ってきておいて正解でした。
どこかの遺跡の上でようやく夕陽を拝みました。休憩を挟みながらのツアーとはいえ、遺跡内は徒歩での観光となるのでヘトヘトになりましたが、アンコールワット遺跡はとってもユニークで神秘的な場所なので頑張ってツアーに参加してとても良かったです。
こちらはアンコールワットから少し離れた河なのですが、あまりに夕陽が綺麗だったのでガイドさんがバスを停めてくれてみんなで写真撮影したもの。遺跡は写り込んでないけど美しい光景でした。
その後はお土産ショップなどに立ち寄って、観光客向けのショーが見れる大型レストランへ移動しました。
料理はビュッフェ形式でBBQが人気でした。ここでも気に入ったイエローミーを食す。
ここではアプサラダンスというカンボジアの伝統舞踊のショーを見ることができます。ショーは1時間くらいだったかな?曲毎に異なるテーマの振り付けや伝統衣装で若い男女が美しい舞を披露します。繊細な手や足の動きで表現するダンスで非常に楽しめました。
ホテルに送り届けて貰い今日のツアーは終了。体の疲れを取りたくて夜ホテルのプールに入りました。貸し切り状態で最高でした。
その後はまだ遊び足りなくて再びパブストリートへ。屋台で夜食にクレープ、炒飯、麺を食べました。夜の屋台は活気があって楽しかったな。
翌日は水上生活者の村があるトレンサップ湖へ行く個人ツアーへ参加。
ホテルの朝食はまたもやイエローミー。ナンプラーっぽい味付けのスープと柔らかめの麺が美味しくて毎日食べてた。
ホテルまで今日はトゥクトゥクが迎えに来てくれてトレンサップ湖へいくボート乗り場まで30分くらい走ります。
船着き場のねこちゃん。
湖は濁ってて陽射しが強かった。雨季は水位が上がって水で色んなものが流されたり浸かってしまうらしく、湖の近くは割と殺風景でした。
貸し切りボートでGO。途中でボート壊れたのか岸に停まって船頭さんがずっとモーターを弄ってる謎の時間がありました。
数十分ボートで移動して水上の村へ。ここで女の子がオールを漕いでくれる小さなボートへ乗り換えます。
水上の村の写真は割愛。
水上の村って想像が出来なくてとても気になってツアーに参加したのですが、結論としてはあまり楽しめませんでした。
理由としては、
・ツアー代、ボート代、入村料、チップ代などを合計するとかなり高額
・小さなボートは傘を貸してもらえるけど無風、陽射しが強い、ボートの速度が遅いので過酷な暑さ
・水上生活者は家賃がかからないため、基本的には漁業を生業とし陸地に住めない貧しい方達
・ボートの上で決して豊かではない生活をしている方々の日常風景を覗き見ているので少し気が咎める
・ボートは子供が漕いでおり、途中水上で桶などをボート代わりにした子供たちが近寄ってきてチップをせがむ、観光業というより児童労働なのではという印象
観光でお金を落とすことがいいことなのか、貧しい暮らしをしている方々を見世物のように見に行くことは果たして良いことなのか、何だかすごくモヤモヤしてしまいました。
千人近い人々が水上に住んでいるようなのですが、家の中にいるのか子供以外あまり見かけませんでした。雨季は洪水に見舞われ、乾季はボートを移動させたりと、水上生活は決して楽ではないそうです。
軽々しい気持ちでは行かないほうがいい場所なのかなと思いました。
お魚。
帰りは街中までトゥクトゥクで送ってもらいツアーは終了、現地のスーパー等を散策。
スタバにも寄ってみた。
ランチは中華料理にしたんだけど、タイやカンボジア感のある優しい味付けでした。
再びパブストリート等を散策。
道端で売られていた瓶の中身はガソリンでした。
ホテルに戻り再度プールへ。シェムリアップは高層ビルが無いのでどこからでも大きな空を見ることができました。ホテル屋上からの夕陽。
プールサイドで軽食。これも美味しかったです。
プールサイドでごはんを食べていたら、隣に座っているアジア人女性がひとりで大量のごはんをオーダーしていて思わずチラ見してしまったら、「私頼み過ぎよね〜大食いなんだ〜!」と英語で気さくに話しかけてくれて、そのまま1時間くらいおしゃべりすることに。
何でも長期休暇を取ってカナダから単身アジア周遊旅行中らしい。コリアンカナディアンのアラフォー女性でとってもおしゃべり好きな方で、次はタイに向って友達と合流するんだって話から、最期は結婚や子供に対する価値観(彼女は独身で子供を持つことには懐疑的)やコリアンルーツの苦悩(主に移民1世の母親との価値観の違いなど)にまで話が及びとても楽しかったです。
初対面なのに割と赤裸々に何でも話してくれる割に私の意見もニュートラルに受け入れてくれる方だったので話が弾み旅の最後に良い思い出ができました(インスタのアカウントを交換して解散)。1時間近く夫は蚊帳の外だったのでちょっと申し訳なかった。
夜はパブストリートで麺。これは普通だったかな。ホテルのごはんが圧倒的に美味しかったです。
そんなこんなでその日は早目に就寝し、最終日は早朝便だった為暗い時間にホテルを出てバスで空港へ(送迎バスが中々来なくて焦った)。
旅行からだいぶ時間が経過していたのでいくつかの写真とエピソードをぶっ飛ばしましたが、総じてゆるい時間が流れていてとてもリラックスできたシェムリアップ旅行でした。
日程の都合上プノンペンには立ち寄れなかったのでいつかまたカンボジア再訪したいです。
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