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ブログを書く上で絶対に重要な”オピニオン記事”の書き方・考え方

オピニオン記事(自分の意見を書いた記事)は、ブログ運営においてなくてはならない要素の一つです。ここに書いている内容を意識して書けば、書き手の個性を効果的に読者に伝えることができ、ブログに必ずファンが付きます。ちなみに、細かいノウハウとかテクニックはググって頂くと沢山出てきますので、ここでは一切書いていません。

私が3年ほどブログを運営してきた経験を活かし、「どういう意識でオピニオン記事を書いていくと良いのか?」について私なりの視点でお伝えします。

※この記事は、私が運営するオンラインコミュニティ[The Arth]で無料公開しています。コミュニティメンバーは購入しないで下さいね。


面白い記事とは?

ブログ記事で面白い!と思われる記事にはざっくりと2種類あります。

1.自分と意見が同じ
2.自分と意見が全く違うのになぜか共感・納得できる

というものです。
”刺さる記事”を書きたいなら、個人的にはこの2を狙って記事を書いていくと良いと思っています。

これをどういう意識で書いていくと良いのか?以下に説明していきます。


全ての人は必ず”認識の枠”の中で生きている

セラピストの場合、リハビリ分野で考えると分かりやすいかもしれませんが、「リハビリはこうでなければならない!」という人がいますよね。

でも、実際はリハビリの定義なんて漠然としていて、確固とした定義があるわけでもありません。
人は事象を無理やり自分の”認識の枠”に収めることで理解しようとします。これを”パラダイム”といいます。パラダイムの中で世界を捉え、それを定義して全ての人は生きています。

例えば30年くらい前には、仕事=職場でするものという認識(パラダイム)が強かったでしょうし、その時にブロガーやノマド、パラキャリみたいな働き方を具体的に書いて記事にすれば、上述の2(自分と意見が全く違うのに納得・共感できる)に該当し、相当インパクトがあってキャッチーなはずです。


つまり、自分のパラダイムを変えてくれる意見が書かれた記事というのは人の心に残りやすいです。

私はブログを始めた当初、セラピストであまり公に言う人が少なかった、お金や給料のことについて言及している記事をたくさん書きました。

ひと昔前のセラピストは「自分のことは二の次だ。患者さんのために粉骨砕身せよ!」という先輩の教えを無意識に受け取っていました。給料やお金のことを考えることはご法度的な雰囲気が少なからずあったと思うのです。

しかし、少し見方を変えれば、個人だって企業の事業と同じです。

ちゃんと収益を得なければ、自己投資できず、勉強会にも行けず、新しい知識が得られず、やがて消耗していくのは当たり前のこと。結果的には患者さんに還元することができなくなってしまいます。
セラピストが自己研鑽を続け、永続的に患者さんの役に立つためには、お金儲けも当然考えておかなければならないのです。

自分のパラダイムとはなにか?

人のパラダイムを変えるような記事を書くためには、まず、自分がどんなパラダイムで生きているのかを認識しなければなりません。

年収が高い人を無意識に”仕事のできる人”と思っていたり(実はそうとも限りません)自身をよくよく振り返ってみると、偏見と思い込みの塊であることに気付くと思います。(これは別に悪いことではなく、私もそうですし、みんなそうです。)


ブログでオピニオン記事を書く際には、パラダイムを変える記事を書くことを意識するとよりファンが付きやすいです。人は、基本的に、

・無形なもの(信用や感情など)より有形なもの(お金や物)を選びやすい
・マジョリティの意見を無意識に自身の行動指針として採用するか、正しいと判断しやすい
・合理性や効率を重視する

という傾向があります。

これらに逆行する記事を書くと目立ちやすいです。具体的には、”パラダイム”に着目して沢山のブロガーの記事を読んでみると勉強になります。

自身の認識は、その人にとっての”世界そのもの”

極論では、読んだ人の認識の枠を壊し、”世界を広げてくれる”記事が読んでいて面白い記事です。
「へぇ〜、こんな考え方もできるんだ」と思わず思ってしまうような記事ですね。それが面白い記事です。

認識の枠が変われば、世界の捉え方も変わり、置かれている環境は一切変わっていなくても、人は自分が新しい世界に踏み出した感覚になります。見慣れた景色も新鮮に見えてきます。そんな時に人はワクワクします。

ワクワクを提供できる記事はエビデンスや直接的に有益な情報などが一切載っていなくても、十分価値のある情報と認識されます。

文章を書くことは、突き詰めると自身との対話そのものです。普段、自分がどれだけ凝り固まった狭い視野で世間を眺めているのか、文章を書けば書くほど痛感します。


文章を書き、自分でそのことに気付き、そこから自分が一歩踏み出すことこそが、面白い記事を書くための秘訣です。

個人レベルでの新しい情報発信のカタチを模索しています。もし発信している情報に少しでも価値を感じたらサポートをお願いします。今後の活動資金とさせて頂きます。