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万協フィギュア博物館(三重)

狂気すら感じるコレクション…

まず先にお断りしておきますが、本来であればカメラで撮った画像を貼り付けるべきですが、ファイル整理の際、誤って消してしまったようで、いくら探しても画像が出てきませんでした。
以前インスタにPOSTしたものしか見つけられなかったので、仕方なくインスタ画像を貼り付けました。
なぜそこまでしてこのミュージアムを紹介したいのかというと、コレクションの数が半端じゃないのです。

万協フィギュア博物館は名前こそ博物館ですが、実際は三重県のド田舎の自社工場の中に設置されています。
初めて訪れたときは、本当にこんなところに博物館があるとは信じられませんでした。
ここは万協製薬の工場で、主に外用薬のアウトソーシングを業務にしています。
道理で聞いたことのない製薬メーカーでした。

訪問すると、工場の事務員さんが対応してくれます。
博物館の職員ということではなく、本来の事務職の傍ら見学者に対応するというスタイルです。

内部はとにかくすごいです。
大きな棚がずらっと並んでいて、まさに工場のストックルームという感じですが、そこにあるのは自社で製造した化粧品ではなく、フィギュアやプラモデル、おもちゃの類が膨大にあります。
社長の個人コレクションで、総数3万点以上だとか。
一般的なミュージアムのように、きちっと展示されているわけではなく、キャラクターや種類ごとに、棚に積み重ねられているようで、展示というより、オモチャメーカーの在庫品を見せられているような感じがします。
ここまで多いと、すごいを通り越してまさに狂気すら感じられるようなスケールです。

フィギュアの展示スペース以外にも、コスプレ写真が撮れるスタジオもあり、オタク心を刺激します。

訪問者にはハンドクリームなど、自社商品のプレゼントもあります。

見学を終えて、ふと、思ったのですが、自社工場内に本業とはまるで無関係の社長の趣味丸出しのミュージアムがあるのって、社員からするとどんな気分なんでしょうか?
想像すると、ちょっと微笑ましくもあります。

万協フィギュア博物館

開館:平日9:00~17:30 日曜・祝日10:00~17:00(土曜休み)
料金:1,000円(2歳未満無料)
住所:三重県多気郡多気町仁田725-1 万協製薬株式会社 第三工場内
電話:0598-30-5266
駐車場:無料

著者のインスタ

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