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耕三寺博物館(広島)

平等院、エーゲ海、地獄、何でもありのミュージアム…

広島県の生口島にある耕三寺は母の寺といわれます。
この寺を建立した実業家・耕三寺耕三は、初め母の別荘を立て、母亡きあとはその菩提を弔うために出家し僧侶となって、周辺に耕三寺を建立し始めました。
ときに1935年のことです。
現在では、どこかで見たような絢爛豪華な建築物が境内を埋めるように建っています。
ちなみに登録有形文化財として、複数の建物が登録されています。

鳳凰堂そっくり
陽明門と瓜二つ
五重塔まであります

建築物だけでも特異なミュージアムですが、それだけではありません。
敷地内に、エーゲ海かと見まがうようなエリアがあるのです。

未来心の丘

未来心の丘と名付けられたエリアで、イタリア産の3000トンの大理石を用い、丘からは瀬戸内海が見渡せます。
まるでエーゲ海の風景のようです。(知らんけど)

他にも見所があります。
地下に千佛洞地獄峡という人工の洞窟があったり、金剛館と名付けた美術品の展示スペースがあったり、もう、時間を忘れるくらいあっちもこっちも見所だらけです。

最後に、耕三寺耕三ってシャレみたいな名前ですが、もちろん本名ではありません。
念のため。

金剛館

耕三寺博物館

開館:9:00~17:00(年中無休)
料金:大人 1,400円 大学生・高校生 1,000円 中・小学生以下 無料
住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
電話:0845-27-0800
駐車場:無料

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