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やる人はやるし、やらない人はやらないし、切羽詰まればやる。

マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで300人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

多くの人は出来る限り楽をして生きていきたいと考えています。
御多分に洩れず私もその一人であります。
脳に負荷がかかる事は身体的・精神的にも疲れてしまうからです。
何かに取り組んでいる時でも「出来れば楽をしたい」という気持ちは働きます。
それを克服というか、続けられる習慣にするのがモチベーションであったり、環境であったりするのですが、それでもやらない人はいるものです。

あなたが相手に教える立場などであればなかなか言う事を聞いてくれず困ってしまいますよね。

しかし、そういう人も
「あと1回背中押したら崖から落ちてしまう状況」
など本当に切羽詰まった状態になればやるものです。

その時に手を差し伸べる事が出来れば相手との信頼は強固なものになるでしょう。




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①やりたいから能動的にやる。やりたくない事はやらない。やらなくちゃいけなくなったらやる。
誰しも好きな事や楽しい事は能動的にやります。
また、楽しい未来が見えている事であればやりたくもなります。
相手が楽しそうにやっているのも効果ありです。

しかし、人によっては
「多分それをやったら楽しいのだろうとは思う。
思うけど、自分の興味や心が動いていないのでやらないんだ。」

いわゆる、まだその時じゃない、という状態です。
これは自分の心の機微などを肯定的に捉えている価値観で動いて欲しい立場の人からすると大変かもしれませんが、その人の精神状態はある意味良好とも取れるのです。
他者の価値観は他者だけのものです。そこは尊重するべきでしょう。

そんな人が動く時というのは生命の危機や生活の危機にさらされる動かないと失敗してしまう・やられてしまう状況なのです。
逆にこの時はものすごいモチベーションが沸き上り、時間を忘れてしまうほどの取り組み方をする人もいます。





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②大事なことを伝えてもそれは今じゃない時が往々にしてある。タイミングを見極めよう。
教える立場や経験者の立場からすると、相手が困っている事やつまづいている事は往々にして解決済みだったりします。
そしてこのままだと失敗する可能性も読み取れたりします。

しかし、自己肯定型の相手に伝えても肩透かしに終わってしまいます。
まだその時じゃないのです。
あまりしつこく言ってしまうと相手から嫌悪の感情を持たれて信頼を損ねてしまうので気を付けましょう。
相手の価値観や状況を把握してしっかりとタイミングを見極めましょう。





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③必要と思っている時に最高の情報・物事を伝える。
相手が切羽詰まって取り組んでいる状況を確認できたら、ここであなたの出番です。
本当に必要だ!と思っている時に本当に必要な物を伝える事が出来れば相手にとってあなたは本当に信頼出来る人となるでしょう。


なんだか営業マンを育てるメソッドのようにも聞こえますが、
相手の価値観の中で本当に必要とされている物が手に入るというのは幸福感が高まりますし、とても良い事です。
相手と自分の人生を楽しくしていくために、是非実践してみてください。

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まとめ
①切羽詰まった状況にならないとやらない人もいる。
そしてその価値観も尊重するべき。
②必要と思われてない時にしつこく言うのは逆効果。
見守る程度に。
③必要と思われている時に最高の情報や物事を伝える。
相手との信頼関係も強くなる。

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実践ガイド
 ①自己肯定型の相手が困っている時やこのままだと危ないな、と思った時は、軽く警鐘を鳴らす程度のアドバイスにとどめよう。
伝えた事は記憶や心にはとどめているはず。

②どれくらいのタイミングで動き出すかは人それぞれ。
1回目のタイミングをしっかりと観察しておけば2回目以降のタイミングはかなり予測出来るでしょう。

③そしてここぞと思った時に最高の情報を伝えましょう。そのためには自分も日々切磋琢磨しておきましょう。
事前に軽いアドバイスをしておけば、相手がそれを思い出し助けを求めてくる時もあります。
その時は邪険にせずしっかりと対応しましょう。
他者貢献は自分の幸福度にもつながります。

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