マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで３００人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

友人や同僚と一緒に何かに取り組む時、部下や教え子に成長して欲しいために取り組んでもらいたい時、相手にやる気が無いといくらお願いや指示をしても上手くいかない、なんて事はありませんか？

「目的に対してのテンションが上がってる時はやる気は落ちないよね」
という考え方をお話しします。

①テンションが下がっているとやる気も起きない
楽器の練習をしてるのだけど、
「親や先生にやめとけと言われた、、」
「友達から下手だねと言われた、、」
「隣人から壁ドンされた、、」
「音楽教室のレッスンが基礎ばっかりでつまらない、、」
「全然上手くならない、、」

何かを始める時にこのような状況になることもあるかもしれません。
ものすごいモチベーションの持ち主であれば関係なく突き進むのでしょうが、ごく稀の人材です。

テンションが下がってやる気が起きなくなり、その状況に対する自分にも嫌気がさすと更に負のスパイラルに巻き込まれてしまいます。

まずはテンションが下がる状況を減らす努力をしましょう。

②テンションが上がっている時にやる気は落ちづらい
例えば、野外フェスやコンサートに行って素晴らしい歌や演奏を聞いて感銘を受けます。

「すごい感動した！私もあんな風に歌えたらいいなぁ。」
「うおー！めっちゃカッコイイギター！俺も弾いてみてぇ！」

このような状況で

「でも歌の練習はやめとこう。」
「まだその時じゃない。」

とはなりにくいと考えます。
一部そういう方もいるかもしれませんが、本当にやりたくないのか、もっともっとテンションを上げていかないといけないのかもしれませんね。


テンションが上がっている時はモチベーションが高まっているのでお願いや提案するチャンスです！

③テンションが上がる環境を作ってあげる
あなたに余裕があれば相手のテンションが上がる環境を作って上げましょう。
相手のテンションが上がる要因は様々です。
「応援する」
「評価する・される」
「みんなと一体感を感じる」
「褒める」
「感謝する」
「認める」
「競い合う」
「上達を実感する」
「締め切りを設ける」
「金品をあげる」

本当にテンションが高ければ無人島で１人でもテンションを維持することができるでしょう。
しかしFacebookやtwitter、YouTubeなどにも高評価ボタンがあるように、群れの中で生活しているのは一人では生きていけない証拠です。
他者からの評価・感謝・一体感は個人差はあれど多くの人にとってこの上ない快感が得られます。
その環境を整えてあげることで相手のテンションが上がり、かつ気持ちよく取り組んでくれるはずです。









いかがでしたでしょうか？
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
自分の人生を楽しく、幸せにするために是非実践してみてください。

まとめ
①テンションが下がっているとやる気も起きない
②テンションが上がっている時にやる気は落ちづらい
③テンションが上がる環境を作ってあげよう

実践ガイド
 ①まずは相手の事をよく知りましょう。
何が好きか、何が嫌いか、何を求めているのか。
あなたが
「俺は昔からこのやり方で上手くいってたんだ！」
「多少負荷をかけないと成長しない！」
と考えていたら要注意です。
その人に合っているかどうかの保証はどこにもありません。
しっかりとした対話をしていきましょう。

②時には提案した内容や環境が上手くいかないこともあります。
慎重に相手の反応を観察しながらも、臨機応変に提案を変えていくことが大事です。

③相手のテンションが上がったらどんどん応援して盛り上げていきましょう。
火に油を注ぐがごとくモチベーションの炎は大きくなっていくでしょう。
どんな成長や結果が見れるか、あなたも体験したことのない結果が生まれるかもしれません。

このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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