マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで３００人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

何か始めたい事がある、けどなかなか始められない人。
家族が、仕事が、学校が、環境が、お金が、など始められない理由は色々あるかと思いますが、自分の人生において何が重要なのかを今一度考えてみると整理されると思います。

①最初の一歩が一番しんどい。しかしそれこそが勇気ある一歩
自分がやったことがないものは、ワクワク感や新鮮さと同時に不安や恐怖もついてきます。
「失敗するんじゃないか、、」
「嫌われるんじゃないか、、」
「怪我するんじゃないか、、」
色々な想像・妄想が膨らみますし、人の防衛本能として悪いことではありません。
しかし、結局はやってみないと分からないのです。
不安をテーマにした研究論文では、人の不安の８割以上が杞憂に終わっているという研究結果が出ているそうです。

なのでまずは一歩踏み出してみましょう。
家族や友達に相談したり、お店やネットで調べてみたり、
きっかけになる何かを始めれば良いのです。

この一歩の瞬間は物凄い決断なので脳への負荷は大きいです。
しかし、それこそが勇気ある一歩。
自分の人生を豊かにしていくための一歩です。

②走り始めると気持ちは楽になる
何かきっかけを作ると自分以外の様々な要素が動き出します。
友達が盛り上げてくれたり、家族が協力してくれたり、
購入したものを見て自分の気持ちが盛り上がったり、
誰かと一緒に始めたりすると、その人との共同作業になり責任感が出てきたり、
イベントなどや本番などの日を設けることで使命感が出てきたりします。
他者が絡むことによってある意味やらなければならない状況になり、自然と止まらなくなるのです。

しかし、周りが自分の邪魔をするような環境の場合はどうやればできるかを考えましょう。
環境作りは自分の人生を左右するので非常に大事です。

③やりたい事は我慢せずすぐやろう
私が教えている生徒の中にも
「受験・就職があるのでやりたかった音楽をずっと我慢していました」
「定年退職するまで弾いてみたかったギターを我慢していました」
「子供が一人立ちするまでは好きな事は我慢していました」
という人は多いです。
ご自身の人生ですし、それも一つの選択だと思います。

しかし、最終的に考えるべきなのは
自分の人生を振り返った時に幸せだったか・楽しかったか・心豊かだったか、と考える人がほとんどではないでしょうか。
後悔のない人生を送るためには、良い意味で自分にわがままになるという選択も大事になると思います。
時間は全員に唯一平等に与えられている貴重なものです。
本当にできない状況であれば仕方ないのかもしれませんが、
もしできない理由を探しているだけであれば是非、どうやったらできるかという事を考えてみてください。

まとめ
①新しい事を始める時の「最初の一歩」がしんどくて、「偉大な一歩」
②走り出してみると周りが絡む影響で意外と楽になったりする。
③自分にとって何が幸せか。
「できない理由」より「どうやればできるか」を考えよう。

実践ガイド
 ①始めたい事や興味を持った事ができたら、友達・家族・職場の仲間・ペットに話してみよう。
希望や不安を吐き出していくと、気持ちの整理がつくし、応援をしてくれるかもしれない。
その分野に精通してる人だったらアドバイスをくれるかもしれない。


②始めたい事や興味を持った事を諦めてしまいそうな時、
諦めたあとの自分の人生を想像してみよう。もしくは自分が人生を終える時の事を考えてみよう。
後悔したくないという気持ちが出てくるはず。
その気持ちを自分の原動力にしよう。


③ 始めたい事に対して邪魔をする、反対をされる環境であればどうしたらできる環境になるかを考えよう。
原因となっている人や場所から離れるのも一つの手段です。
かなり難しい判断・決断になるでしょうが、自分の人生がどうやったら幸せになるかを最優先に考えるべきです。

このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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