マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで３００人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

何事も想像力が大事とよく言われています。
特に社会生活で必要になってくるものは必須であり、想像の仕方次第で人間関係が大幅に変わっていきます。

ここでは
「必要な想像力」
とは何かという考え方をお話しします。

①相手が何を考えているか、どう感じるかを想像する
相手の言動や表情や行動など、至る所に情報が散りばめられています。
痛そう、楽しそう、苦そう、リラックスしてそう、眠そう、辛そう、疲れてそう、興奮してそう、怒ってそう、
などなど、単純ではありますが、これらを見逃しているがゆえに相手との関係がこじれたりするものです。
基本に立ち返り、よく観察をしましょう。

②行動の後を想像する
これをやったら相手はどう思うか、どう感じるか、
行動に入る前に少し考えてもらうと様々なことが上手くいきます。

高ぶった感情のまま相手を罵倒、人格否定してしまうなども無くなりやすくなるでしょう。
何か交渉をする時や勝負ごとなどにも非常に効果的です。

また相手によって反応が違うのも当たり前なので、いかに相手の性格や優先順位を分析出来ているかがポイントになります。

③自分の事に執着して想像すると妄想になってしまう
「想像力なら任せろ！
あんなことやこんなこと、、、ムフフのフ」
自分の思い通りの結果・都合の良い結果だけ想像したり、現実性がない想像は他者とのコミュニケーションにおいてはほぼ役に立ちません。（一部例外もあるかもしれません）

社会生活は多くの人が寄り添いあって生きています。
他人だけを考えろ！
とまでは言いませんが相手のことを思いやり、共に歩んでいくイメージが必須になります。

いかがでしたでしょうか？
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
自分の人生を楽しく、幸せにするために是非実践してみてください。

まとめ
①相手が何を考えているか、どう感じるかを想像する。
②行動の後を想像して物事を成功に導く。
③自分の事に執着して想像すると単なる妄想になってしまう。

実践ガイド
 ①１つの情報だけでなく、複数の情報を混ぜると矛盾が生じてきます。
「べ、別にあんたのためにやったんじゃないんだからね！」
と言いつつも、甲斐甲斐しくお世話をしてくれるのなら本人の羞恥心が入り混じりつつも好意は寄せられていると推測します。
人間は本心を隠そうとする高度な生物です。
そのため様々な感情・行動が沸き起こり、度々矛盾した言動になることもしばしばあります。
ぜひ色々な人と出会って、人間学を磨いていきましょう。

②あなたが就いている仕事によっては不必要な想像力も出てきます。
例えば、外科医の手術で患者の腹をメスで裂くのに
「うわぁ、痛いんだろうなぁ、、」
と躊躇しながら手術に臨んでは効率性も失われ、ミスにつながりかねません。
成功のためにあえて想像力をカットするのも判断の一つです。

③現実味のない妄想は時に物凄い力にもなります。
絵を描く時、作曲をする時、動画を制作する時など芸術の分野では独特の個性につながります。
また、科学やテクノロジーの分野でも全く新しい価値を創造する時は妄想からだったりするものです。
そういった友人がいる方は、その人の良さが生かされるようにサポートをしてあげましょう。

このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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