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【感想】39歳:歯科衛生士学校3年生が振り返る臨床実習、模擬試験など

こんにちわ。
私は36歳でゲーム会社を退職し、歯科衛生士学校に入学したおばさんです。
子供二人を抱えながら、最終学年の3年生まで何とかやってこれました。
今日は久しぶりに歯科衛生士学校の振り返りをしようと思います。

振り返りの内容は主に3つです。


臨床実習

結論から言うと、"勉強"になりますが"気疲れ"します。

私の通っている歯科衛生士学校の場合、2学年の秋から3学年の秋までの約1年間の臨床実習があります。
歯科衛生士の国家試験を受験するためには、法律で900時間以上の臨床実習を受けることが必要なので、昼間部(9:00~17:00)も、夜間部(17:00~21:00)も900時間以上の臨床実習を受けます。

私は昼間部に通っているので週に3~4回、9:00~17:00の間で臨床実習をしに1年間で3つの歯科医院へ通いました。

まずポジティブな面から話すと、実際に歯科医院で勤務したことが無い私にとって歯科医師のアシストにつかせてもらうことは大変勉強になりました
教科書の写真で見るのと、実際に処置を見るのとでは学べる量が全く違います。

次にネガティブな面ですが、気疲れします
配属された歯科医院によってルールが違うので、そのルールを覚え、邪魔にならないように立ち振る舞いを考える必要があります。
さらに、勉強させてもらっている立場なので勉強もしなければなりません。私が一番苦労したのは、自分の勉強もしなくてはいけないが、医院の邪魔をしないように立ち回る点です。
これは人によって実習生を評価する指標が違うので、医院内の"スタッフ"の要望を考えて行動を変える必要があります。

まぁ、何はともあれ、何事も経験といった面からも、臨床実習はとても良いシステムだと感じました。

この臨床実習期間中に

  • 私は~さんのような歯科衛生士になりたい

  • ここの清潔、不潔が気になるな…

  • 患者様への説明ってこれだけでいいんだっけ?

など、将来働きたい歯科医院の指標や自分の理想とする歯科衛生士の姿が想像できるようになるからです。

そして、臨床実習先で出会った尊敬できる先輩方の良い面は真似をし、尊敬できな先輩方の行動は反面教師として自分の中で蓄積することができました。

模擬試験

私の経験から話すと、模擬試験で一回も不合格になったことはありません。
不合格とは、220点満点中132点以下のことで、60%未満の正解を意味します。
これは国家試験も同様です。
特別に難しい試験というわけではないので、普段の学校の授業と同じように勉強をしていれば、自然と合格点以上を獲得できると思います。

全体の試験の流れとしては、以下の通りです。

4月~:模擬試験開始
→だいたい月に1回ペースで国家試験直前まで模擬試験があります。

12月末:出願判定試験
→不合格者は願書を出願できません。

1月中旬:卒業判定試験
→不合格者は卒業できません。つまり国家試験を受験できません。

3月上旬:国家試験

出願判定試験も、卒業判定試験も合格したのに国家試験で不合格になる方もいます。模擬試験は一つの目安としてコツコツ勉強を続けることが大切ですね。

就職活動

通常であれば、3学年の12月までには90%以上の学生が就職先を決定していますが、私は今現在も就職先が決まっていません

理由は理想が高い(優先順位を付けられていない)からだと思います。
大学卒業後、新卒採用で入社した会社の人事部長にも言われた今でも覚えている言葉があります。

「就活(就職活動)」は「婚活(結婚活動)」と同じだ。

「ここが理想だ!」と思う就職先でも、嫌なところや不満は出てくるものです。

相手(医院)に期待し過ぎず、自分の人生の中で何が一番大事なのか俯瞰視点で考えることが大切かと今は考えています。

まとめ

3年生になって国家試験が間近に迫ってきたのもあり、今更ながら臨床実習・模擬試験・就職活動を振り返ってみました。

2024年も素敵な1年になりますように!

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