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ヨルダン川とサルトの街に行ってみた アンマン市内から空港までの移動も紹介

2022年9月の旅ログです。
ブログにアップしていたものをnoteに引っ越しさせています。
ヨルダン5日目になるこの記事は、アンマンに帰ってきて
翌日にアンマン近郊を観光した内容です。
その前日のワディムーサからアンマンに帰ってくる記事は
以下をどうぞ。

この5日目の翌日にアンマンを出国するんですが、
その時のことも合わせて紹介しています。
アンマン市内から空港までローカルバスで行きました。
同じ方法で行く方の参考になれば幸いです。


DAY5 JORDAN RIVERとSALTへ

ツアーだとアンマン市内と死海(マダバ)の観光が人気ですが、
ヨルダン最終日は、アンマンから離れた場所2ヶ所を観光しました。
しかも、その2ヶ所はツアーでもまず行かないよねっていう所です。
まず向かったのは、アル=マダグスと呼ばれている場所で
Jordan River沿いにあります。
ちなみに、川の中洲にある教会が有名です。
そこからサルトという街に行きました。
かつてヨルダンの商業都市として栄えていたそうです。
個人で行くとなると、タクシーかレンタカーになるかと思います。
アンマンから車で来たとすると、死海と反対方向に進むイメージになります。
なんで、この2箇所に行ったかというと単なる偶然w
仲良くなったルームメイトが連れて行ってくれたんです。

何があったかと言うと、前日の夜に
アンマンに帰ってきてホステルに泊まりました。
その日は「明日はアンマンを観光しよう」と思って休みました。

しかし、翌日になり2日間ペトラ遺跡を歩き回ったり登ったりしているので、なんか知らぬうちに疲れが溜まっていそうだなと感じたのです。
「これは、何もしないDAYにした方がいいぞ」と、
勘が働いたんですよね。

と言うわけで、朝はのんびり過ごしていました。
そこで、登場するのが同室だったメキシコ人の女性。
とっても気さくな方で、夜に少しだけ話をしてたんです。

午前中、私が部屋でのんびり過ごしていると
「今日は、あなたは何をするの?」と、聞かれました。
「Nothing.(何もしないよ)」と答えます。
え!どうして?と聞かれたので、
何となく少し疲れたからゆっくりしたいんだよね〜と。
しばし、考えていた様子の彼女が
「じゃあ、私と一緒に行かない?」と、誘ってくれたのです!

そのルームメイトはレンタカーで来ていて、自分で運転して
あちこち観光しているんだと教えてくれました。
今日は、洗礼を受けに行くつもりだから一緒に行こうと
誘っていただきまして、断る理由がないので即便乗しましたw
では、それぞれの旅レポをどうぞ。

向こう側に見える人たちはイスラエル側の人たち。足をつけて洗礼中。

Jordan River(アル=マグタス)

ガイドさんと一緒に入ります。
エルサレムからの歴史を感じる教会で、歴史的意味も深い教会なのはなんとなく分かりました(いかんせんガイドの英語はなんとなーくしか分からないw)
上の写真は、イスラエルとの国境になる川で対岸はイスラエルになります。何をしているかというと”洗礼”です。
私たちは足をつけるだけでしたが、向こう側の方達は結構しっかり浸かっていました。
国境警備隊もそばにいます。
いささか物騒な感じがしてしまいますが、やましいことはしてないので大丈夫ですw
宗教感覚のあまりない私は、まず行かない場所だったので貴重な経験でした。

サルトの街

サルトの街歩き

サルトは、旧市街って感じでした。
古い建物も残していて、Visior Centerで地図をもらって回りました。
ローカル感満点の市場も見ることができました。
友人と、アメリカーノ(コーヒー)探して彷徨ったのが良い思い出ですw。

偶然入ったケバブ屋さんがおいしすぎた

世界一周中のご飯の中でベスト3に入るおいしさだったので、
どうしても言いたいw
Jourdan Riverの行きに偶然入ったケバブ屋さんが
マジで美味しかったんです。
地元のスーパーに併設してあるようなところで、
車じゃないと行けない場所にあるので二度と行けないw
マジで今まで食べたケバブの中ではダントツおいしかった。

ケバブ屋さんのレジ。ホンマに美味しかったなぁ

アンマン市内→クィーンアリア空港へ 行き方

本当は、この翌日までアンマンにいて午前中に市内から空港へ移動しました。
ローカルのバスで行ったので、一応行き方をご紹介しておきます。
まず、バス乗り場がNorth Bus Stationになります。
私は、宿からUberで向かいました。
タクシーなら、売店などが並ぶ建物が正面に見える所に停めてくれると思います。
建物向かって右端の所にチケットオフィスがあるので、そこの窓口で「エアポート」と言えば買えます。
来た時と同じ3.3Dでした。
時刻表みたいなのは見当たらなくて、時間が決まってるのかどうかは分かりません。
私は、20分くらい待ったと思います。
ヨルダンの人は基本親切なので、私が空港行きのバスを待っていることが分かると、バスが出発する時間に周りの人が声をかけてくれました。
ここから空港までは40分くらいでした。
時間帯によってはラッシュに当たることもあるので、1時間はかかるつもりでいた方がいいと思います。

DAY5 まとめ

中々観光できない場所の紹介でした。
正直、よっぽどヨルダンの歴史・土地・宗教に興味があるという人以外は、魅力はない観光地かなと思いますw
旅の仕方を紹介するという意味では、あまり有益ではない記事になってしまいましたが、こういう場所もあるんだなくらいに思っていただければ幸いです。
個人的には、中々行くことができない場所に行くことができて貴重だったなぁって思ってます。
とにかく、連れて行ってくれた友人には感謝しかないです。

2024年の今、振り返って

ヨルダンは、いいご縁に恵まれた国でした。
ペトラで仲良くなったイギリス人とスペイン人の2人とは
交流が続いているという話は前日譚でしましたが、
この日に出てきたメキシコ人の彼女とも続いています。
しかも、彼女はこの後に出てくるメキシコ編で再び登場しますw
あ、アンマンの宿のスタッフのお兄ちゃんも
めちゃめちゃいい人だったんですよ。
私が、次はエジプトに行くからナーバスになっていると話すと
「いやいや、大丈夫。僕は、エジプトが大好きで、
もう7回も旅に行ってるよ。人は親切だし、大丈夫だよ。」
と、言ってくれました。
カイロでは、Uberを使った方がいいとか、
Go busとかBlue busを使うアプリとか色々教えてくれました。

ペトラ遺跡入り口にあるモニュメント。一気に現代風w

それでは、最後に女神エピソードを。
あるんですよ、アンマン最終日にも。
空港行きのバスを待ってた時のこと。
切符売り場の椅子に座ってたんですが、
向かいにも1人女性が座っていました。
それから入り口の所にも、1人お兄ちゃんがいて
「空港に行くの?あと20分くらいだよ。」と教えてくれました。
この兄ちゃんも優しいのです。
で、空港行きのバスが来たと思われると
その兄ちゃんが「来たよ!」と、教えてくれました。

私が行こうとすると、向かいの女性が
「一緒に行こう」と、言ってくれたのです。
それまで挨拶もしてないのに!
私が「あなたも空港に行くの?」と聞くと、
どうやら途中で降りるらしい。
それなのに、わざわざ気にかけてくれたなんて(涙)
それからは、車内で特に話をするでもなく、
行っていた通り、彼女は途中で降りて行きました。

言葉数こそ少なかったけど、しっかり優しさは伝わりました。
最後まで人が優しいヨルダンでした。
兄ちゃんにも女神にも心でいっぱいありがとうを言いました。
(もちろん、言葉にもした)
と言うわけで、後にも先にも
今までで一番イメージが変わった国となり、
推し国の上位になったヨルダンでした。

軽んじちゃいけない情勢と隣り合わせの国です。
きっと、悪い人もいるでしょう。
それでも、私が見てきたヨルダンは本当に
優しい人ばかりでした。
ぜひ、行ってほしい国です。

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