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パンはパンでも食べられないパンはPANだ!

フハハ、見てくれ。このSEO対策を全くする気がないタイトルを。
いや、そんなことはどうでも良いんだ。
音楽の勉強をしたので、そのことについて今日は書く。
今回はPAN(パン)について学んだ。
PANっていうのは左右のスピーカーのどちらから、どの音を出すかを決める作業のことだ。日本語では定位という。

要は楽器の配置を決める作業だ。
例えばPANでギターの音を左に振ればギターは左のスピーカーから聞こえ、
ピアノの音を右に振れば、ピアノが右のスピーカーから聞こえるようになる。
極端に思いっきり右に振ることもできるし、少しだけ右に配置するという微調整もできる。こうして各楽器の配置を決めていく。

配置の仕方に特に決まりはないらしい。自由だ。良ければOK。
ただ定石というものもいくつか存在するということだ。
例えば低音楽器のベースとドラムのキックは真ん中に配置することで
曲に芯と安定感が出るとか。
また、ギターの音を左右それぞれに配置することで音の壁を作るだとか、
あとはボーカルが真ん中で、コーラスは微妙に左右にズラして配置するとか
様々なやり方があるらしい。
でも、これらも別に絶対にそうしなくちゃいけないというわけでもない。
それは曲や意図によって変わってくるということだろう。

それとPANには、真ん中など一ヵ所に楽器が集まって音が固まって
グチャッとしてしまうのを整理する役割も持つ。
でもグチャっとなっているのが良い場合もあるので、これも特に決まりはないらしい。
逆に極端に左右に振りきってワイド感を演出するのも有りとか。

ビートルズの「Mother Nature's Son」2009年リマスター版は
最初のギターの音色がかなり左寄りから聴こえる。
バスドラは右から聴こえる。面白いPANの振り方だと思った。
これからはPANにも注目して聴いていこうと思った。


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