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生涯教育としての音楽講座

中学校現役音楽教員のmusicgardenです。
今年度に入り、縁あって学校外で音楽講座をさせていただいています。

音楽鑑賞講座をやりました!

先日、とある音楽教室のソルフェージュ勉強会にゲスト講演としてお邪魔しました。
ソルフェージュとは、西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことです。
音楽を演奏する上で「よく聴く」ということはとても大切ですが、ソルフェージュもよ〜く聴かないと、音程やリズムを聴き取るができません。
「よく聴く」が大切なのは、音楽鑑賞も同じです。
ということで、今回は音楽鑑賞講座を行いました。

ソルフェージュ勉強会が、幼児と小学生以上を分けた2部制でしたので、鑑賞も1部と2部では別の題材で行いました。

第1部「白鳥の湖」

第1部(幼児)は、チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」。バレエという総合芸術に触れつつ、実際にバレエの動きを用いて、白鳥になったつもりで音楽に合わせて動きました。
手をパタパタしながら、白鳥になって楽しんで動いてくれました。

第2部「魔王」

第2部(小学生以上)は、シューベルト作曲「魔王」。シューベルトの人物像に触れ、シューベルトの音楽を聴く会として重要であったシューベルティアーデを、ピアノの先生にシューベルトの曲を弾いてもらい再現しました。
また、生徒さんや保護者の方にも協力していただき、歌詞の朗読をし、歌詞を理解して鑑賞できるようにしました。
歌詞の朗読が本当に上手で、しっかり内容を理解してくださっていることが伝わりました。

生涯教育として

今回は音楽教室の生徒さんたちを対象とした講座でしたので、どなたも音楽が大好きという方ばかりで、よく音楽を理解して集中して聴いてくださいました。
これからも、どなたでも音楽に親しんでもらえるよう、音楽の良さや素晴らしさを様々な場面でお伝えしていけるといいなと思います。

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