名曲678 「ムーンライト伝説」【DALI】[美少女戦士セーラームーン]

ーー時代を彩った最後のセクシー社会現象アニメーー

【美少女戦士セーラームーンop曲ムーンライト伝説】

 最近、お台場を訪れた。わしはおじさんなもんでそんなキラキラした街にはなかなか足が向かないのだが、ダイバーシティかパレットタウンかのどっちかで、サンリオのお店があったのだった。そこで目にしたのがなぜかセーラームーン。何やらサンリオとコラボをしたのだそうだ。

 セーラームーンなんて私が小さい小さいころにやっていたアニメである。いや、生まれていない時期からもじゃないか。これを知っているのは30代以上だろうと思い、へーと感じたものだった。ちなみに調べてみたところ、1992年から1997年と、約5年間も放送されていた。ただ、もちろんこれで終わらず、2021年まで4期続くことになった。令和に受け継がれていったのである。

 親世代(30歳以上)はおなじみだろう。いまの子どもたちにも人気な「美少女戦士セーラームーン」。今回はその主題歌を取り上げる。ああ、十五夜に書くんだったなあ、見返してみたら陽気にオバンババンボンしていた。

{ゴメンネ 素直じゃなくて 夢の中なら云える 思考回路はショート寸前 今すぐ 会いたいよ}

{泣きたくなるような moonlight 電話も出来ない midnight だって純情 どうしよう ハートは万華鏡}

 静かな出だしだがサビから一気に跳ねる。

{月の光に 導かれ 何度も 巡り会う 星座の瞬き数え 占う恋の行方 同じ地球に生まれたの ミラクル・ロマンス}

 人気アニメに名曲あり。このサビはなかなかにスルメである。「月の光に~」で胸がスーッとする爽快感に包まれる。

 当時は社会現象になったといわれるこの作品。私は男の子なのでまったく縁がなかったのだが、どうも名作の呼び声が高い。主人公の「月野うさぎ」というネーミングセンスが好み。ちなみに最近までずっと如月さんだと思っていた。すみません。

 にしても、この作品は当時のまま再放送は難しそうだ。変身シーンがエロいうえに中学生(最近までずっと高校生だと思っていた。すみません)というではないか。最終回では性的にも見える拷問シーンもあったりする。平成は、過激な表現や作品がギリギリ許された時代であった。だからこそ、人々の中で忘れないかけがえのない名作となったのだ。

       【今日の名歌詞】

偶然もチャンスに換える 生き方が好きよ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?