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ひとことが、動くきっかけ

こんにちは♪

るーさんです。
普段、大好きな『絵本』に即興音楽つけたり歌を作ったりと、アーティスト活動しています。
その傍ら、音楽教室サウンドフリージョイを主催しながら、ピアノやボイトレ講師としても奮闘しています。

ここ数年を振り返ると、
大きな「分岐点」がありました。

それは、
アーティスト活動を続けるかどうか。

わたしは、
どんな人にも「遊び」を通して学ぶことが出来る音楽教室を開きたいと思って、2018年開業しました。

ただ、ピアノの教本通り、
ただ、先生から言われたことをやる

では、正直楽しくない。
自分がピアノや音楽愛がないと、
コツコツ続けるのは難しいです。
自分が、まさにそれでしたね。

模索しながらも、
体験レッスンが入り
意気揚々と講師をはじめてみると
問題ばかり。
あんなに「遊び心」を大切にしたいって
思ってたのに
私自身も、カリキュラムが決まったようなことでしかレッスンが出来なかった。
本当に、自分が情けなかったなぁ。
#BGMはWANIMAのシグナル

そんな中、
2019年はアーティスト活動も有難いことに盛りだくさんでした。
この年は、
アーティストとしての自分、講師としての自分、
そして音楽教室を運営する経営者としての自分。
3種類の自分がいて、いっぱいいっぱいだった。
本当に、心の余裕が無くなりましたね。

もーーーー!むりーーーーー!!

心の叫びは、こんな感じ。

だから、るーさんはついに
「何を辞めるか」
を選ぶ時が来たのです。

そこで私が選んだものは、
「アーティストとしての自分」
を捨てることに決めました。

今まで、
世界中の人を心から感動できる音楽を届けたい一心で、ずっと活動してきました。
有難いことに日本だけでなく海外でも演奏させてもらえる機会があり、その夢はひとつ叶ったと言っても過言じゃありません。

だからこそ、
わたしは今、目の前の生徒さんに向き合わないと
失礼だし無責任だって、そう思いました。
現に、向き合わないでいると
やっぱり生徒さんは離れていきますから。

辞める!!
って決めて、各方面でその決意を色んな方に(生徒さんにも)話していくと、
「歌った方がいい」「表現した方がいい」
「聞きたいのに」「なんで辞めちゃうの?」
の、嵐。

本当に嵐のように、そんな意見が沢山来ました。

その頃の私は、ツンツンとんがってましたから
「人は人、私は私」
とスルーしてました。
自分が決めたことだから。

なのに、決意が180度変わる出来事がありました。

とある日、わたしはいつものように
Aちゃんとレッスンでした。
Aちゃんにも、もちろん、
アーティスト活動を辞めると決めた直後に
会った時、
「歌ったりピアノ弾く人をやめたんだ」
って伝えました。
その時は、

「そうなんだ!」
と直ぐにレッスン内容に戻りました。

この日のレッスンもいつものように
一緒に歌う〜と言われたので
Aちゃんが好きな曲を
一緒に楽しく歌ってました。

すると、突然
「るーさんは、誰かの前で歌わないの?」
と急に言われてびっくり。
「やらないよ〜」
と言うと、物凄い悲しそうな顔で
「まだまだ聞きたいって思う人は、いると思うのに」
と言われたのです。
その時、小学生2,3年生だったと思います。

結構私の中では、驚いた。
その出来事をきっかけに、
その日から2,3日間、
似たような言葉ラッシュ。

そんなに私がアーティスト活動を辞めるのって
ダメなことなのかな?
つづけたほうがいいの?

と、揺らぎに揺らぎました。

どんな道でもそうですが、
特にアーティスト活動は、私にとって「終わりのない地獄の道」なのです。ここまでやればいいって、そんなものは存在しない。自己満足では、受け取ってくれるお客様には感動を伝えられない。コンスタントにコツコツ努力し続ける必要がある。
本当に辛すぎたから、辞めるときめたら、
かなり心が軽くなってた。
なのに!!!
なのになのに、辞めないでという、言葉ばかりが私の耳に来る。

無駄な抵抗はやめて、
ゆるゆる自分のペースでいいから
細々続けるかなぁ

と決めた直後に、
1番のわたしの応援者である夫から
「もっと聞いてたい、とは思ったよ」
って言ってくれました。

それが決め手となって、
アーティスト活動を優先順位1位として
頑張ることを決めなおしました。

私にとっては、かなり大きな決断。
結局、優先順位があるだけで
どれもわたしにとって、
なくてはならないことだから。

それに気づけたのは、
この大きな決断があったからだって
言いきれます。

いまも、この決断をして
良かったなぁって思うことはたくさん!

あの時の自分よ、
最高の決断をしてくれてありがとう👍

いつもありがとうございます(*^-^*) 次なるコンテンツの本に使います♪