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ヨースケ@HOMEへ

2019年6月20日。
ヨースケ@HOMEが突然
星になった。

その日から49日が過ぎ、
2ヶ月が過ぎた。

「信じられない」から始まり、
「信じたくない」に変わり、
最後ヨースケさんの顔を見て、
「信じるしかない」になった。
そうなっても今日まで。
気づくと涙が溢れていて、
油断すると悲しくてどうしよもなくて。
なんでもHAPPYに変えてしまうヨースケさんは困ってしまったかもしれないけど。
申し訳ないけど。
ただただ、悲しかった。

でも、
ヨースケさんへの愛情が深い人たちと沢山会って、話して、泣いて、笑って、歌って。
ってしてる中で、
泣いてばっかじゃダメだなって。
それこそ、
ヨースケさんが気持ちよく旅立てないなって変わっていって。
最近ようやく、泣くことを止めることが出来た。

ヨースケさんと出会ったのは
2015年の山フェスだった。
山さんこと、元The Boomの山川浩正さん
のイベントで。

初対面から目を見て握手をしてくれたヨースケさんの人柄に、
人見知りの私も、不思議と信頼感を得たのをよく覚えてる。

そんな出会いから、
山さんが誘ってくれた2015年の夏の
1GATAの関西ツアー。
ヨースケ@HOMEと加賀谷はつみも出演する為に、
ドラムの若くんこと、若山雅弘くんと四人で東京から車で関西へ。
その時からかな。
距離が縮まったのは。
そしてその頃からヨースケさんは
「はつみちゃんはもっと良くなる!絶対良くなる!!プロデュースさせて!」
って言ってくれるようになった。

そして公私共に仲良しの
こいしゆうかちゃんに二人で声をかけてもらった「Pair Festa!」
せっかく出るなら曲を作ろう!って二人で作ったのが
【one pair】。
この曲がみんなにとっても気に入ってもらえて、この曲がきっかけでヨースケさんとの楽曲作りが始まった。
今では私にとって欠かせない一曲になってる。

そこから、
私もヨースケさんの曲はもちろん、
ヨースケさんとの曲作りに魅力を感じていったんだよね。
今までの自分にないものを引き出してくれるヨースケさんの存在はとてもとても大きなものに変わっていったし、
信頼度も増していった。

そして当時、事務所に掛け合って実現した、
ヨースケ@HOME all produceの
ミニアルバム。「PEAK HUNT」

自分でも驚くほど、お気に入りの、
納得いく作品が完成した。
今も、これからも。
私の代名詞になるような、
加賀谷はつみらしい5曲が詰まった1枚。
こんなに私を分かって引き出してくれる人にはなかなか会えないなと。
あの時、本当にそう思った。

また曲作ろうぜって、
よくよく話してくれてたね。

ヨースケさんと話したり、会ったり
、ライブをしたり、すると。
私にハッピーパウダーがかかり
何倍も美味しく、楽しい時間になった。
でも、
いつも気にかけて連絡をくれるヨースケさんと話すことは意外とハッピーばかりではなく、
不安なこと、困ってることをいつも話してしてた気がする。
私は、ヨースケさんの
「俺も一緒だよ〜!わかるわかる〜。」
「大丈夫大丈夫。はつみちゃんは頑張ってる」
「あってるあってる!!そのままぶちかませ!」
って言葉にどれだけ背中をおされたか。
どれだけ自分に自信をもてたか。
ヨースケさんの「大丈夫」は私の何よりものお守りだった。

SNSの投稿の誤字脱字、英語のスペル間違い、
その都度、訂正しろ!っと早朝だろうが、深夜だろうが連絡くれた。

お兄ちゃんみたいで頼れるかと思うと、
飲むと急にクソガキみたいで。
めちゃくちゃ適当なノリなところあって。
なんだこいつ!!って思うこともあって。笑

ヨースケさんのこと大好きになったり、大嫌いになったり。
まぁ、振り回されたなぁ 笑。
でも、
それも今となっては。
とっても大事なかけがえのない時間。

代わりはいない。
私にとって唯一無二の本当に信頼できる、大切な大切な…
無くてはならない。
今もそんな存在です。

突然居なくなって、
信じられるわけもなく、
信じたくもなく、
今もまだ信じられない。

でも、
もー泣かない。
時間が経っても、
ふと悲しくなることはあって、
ホロリと涙しちゃうかもしれないけど。
もーメソメソしない。

皮肉なもので、
なんだか生前私に伝えてくれてたヨースケさんの言葉が、
今の方が近く、リアルに聞こえるんだよな。
だからこれからはヨースケさんの存在をお守りみたいに胸にしまい。
どんな時も。
あなたがいなくても、自分でハッピーパウダーかけられるように。
追求できるように。
歌って行きます。

100万回のありがとうじゃ足りないくらい、
沢山のHAPPYをくれて、
背中を押してくれたヨースケさんに。
恥じないようにこれからも全力で歌っていくから。
見ててね。

「はつみちゃんはアスリート系だからなぁ〜」
と良くわかんない褒め言葉、
言ってくれてたね 笑。
そー言われたから、アスリート系歌手でこれからも頑張っていきます。

ヨースケ兄やんのようになりたい男性はいっぱいいるだろう。
本当に適当で、ズルくて、でも真面目で、男気があって、優しさもあって、繊細さもあって、自分のことより他人のことで、人気者な…
絶妙すぎるバランスを持った特別な男だった。
そして、
異性の私も、なぜかあなたに憧れるような。
あなたのようになりたいと思う。
そんな魅力がありました。

空の上でも、そんな魅力を撒き散らしてギター弾いて、歌って、輝いてね。

これからは山で、無数の星空を眺めた時に、
一番輝いてる星を見つけて、
「あー、やってるやってる」ってヨースケ兄
やんと会えるのを楽しみにしてます。

本当に本当に本当に本当に本当に…
ありがとぉ。
ヨースケさんの最後のステージ。
見に行けて本当に良かった。

そして一年前の今日。
8月23日。
まさかあの日が一緒にライブ出来る最後の日だとは思わなかったよ。
思うはずがないよ。
でもでも。
めちゃくちゃ楽しかった。
一生忘れないよ。
本当ありがとう。

またいつか。
一緒に歌ってね。
またいつか絶対会えると信じて自分磨きます。

ヨースケさんの音楽が。
ヨースケさんとつくった音楽が。
これからも1人でも多くの人をハッピーに出来るよう。
歌い紡いでいきます。

ヨースケさんと出会って、
私の歌い手人生は大きく変わったよ。

あーーーー。
もーやっぱ悲しいよー。
話したい事いっぱいあるしー。

なんて 笑。

こんな風に繰り返して
これから毎日生きて行くんだと思います。

ありがとぉ。
ありがとぉ。
ありがとぉ。

またね。

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