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6月19日 帝都東京を支えた街 深谷

みなさん、こんにちは。しょうたろうです。
本日は埼玉県深谷市にある深谷駅を通して、日本の発展を支えた偉人と産業について紹介します。

このブログのサムネ画像は埼玉県深谷市にあるJR高崎線の深谷駅です。
レンガ造りの立派な駅舎であり、関東の駅百選にも選ばれる風情のある駅です。私も行ってみたいー!

この駅がこんなに立派な駅舎を持っているのは深谷市が人材面、産業面で日本の発展に貢献したからです。

人→渋沢栄一
渋沢栄一は日本の近代資本主義の父といわれ、今の日本経済の土台を形作った偉人です。生涯で500社以上の会社の経営に関わり、この駅舎を使っているJR東日本も大元は渋沢栄一が経営に関わっていました。

そんな渋沢栄一は実は深谷市出身です。彼は実は武士ではなく農家に生まれており、深谷市で藍の栽培をしていました。深谷市で育った彼はやがて江戸へ赴き、日本を支えていくのです。

産業→レンガ造り

深谷市にはかつて日本煉瓦製造株式会社というレンガ造り専門の会社がありました。この会社は渋沢栄一によって設立され、明治時代の東京で洋風建築が盛んに造られるようになったとき、その材料であるレンガを作るために作られました。

ここで作られたレンガは高崎線に乗って東京に運ばれ、東京駅、日本銀行、東京大学という明治日本を代表する建物に使われました。

こうした渋沢栄一、レンガ造りといった背景を受け、平成になって駅舎を改築するときに東京駅を模してレンガ造りで建設されることが決まり、現在の立派な駅舎があるのです。

私はこういう話が三度の飯より好きなのですが、それには理由があります。
それは私たちの住んでいる土地で作られたものが日本を支えていることを実感できるからです。

会社制度が発展してから分業化が進展し、私たちの仕事がどう役に立っているのか、なかなかわかりにくい時代になっています。
でも深谷という埼玉県の小さな街が実は帝都東京を支えていたという事実は、私たちの小さな仕事が実は日本を支えていることを証明してくれています。

みなさんはいつも仕事に励んでいらっしゃって本当にスゴいです。自分では実感できなくてもその仕事が誰かの役に立ち日本のためになっています。

こうした感覚を深谷駅を見ながら感じてもらえると嬉しいです😊

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