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ざっくり所感!TOKYO RAINBOW PRIDE 2019の参戦レポート

参戦レポートとして大部遅れているけど(w)、 台湾がアジア初で同性婚を認める法案を可決したニュースを見て「よっしゃ、今だ!」と思ってこのノートを書いてしまいました。
自分の見た・思い付いたことばっかりで本当に恐縮ですが、何かしらの「ヒント」になるノートができたらいいなぁと思います!

なぜTRP2019に行ってみたいと思ったか?

ある日、Insでフォローしている、アーティストの@hanaiyusukeさんから「東京レインボープライドのキービジュアルを描いた」との投稿を見て、「このイベントなんかイケてる、なんか楽しそう!」と直感的に思って行くことを決めました。
▼たまたまに見かけた@hanaiyusukeさんの投稿
(投稿文もめっちゃ感動したので興味のある方ぜひクリックを!)


ついに参戦!2019/4/29@代々木公園 

「誇りを持って行こうぜ!」と思いつつ28日は寝坊しました…zzz
幸い、29日またイベントが続くので遅れて参加。

当日は代々木公園の西門で降りて、会場のイベント広場から少し離れていたが、向かう途中でレインボーの小旗を持っている家族や参加者は2、3グループいて、それ以外はいつもの代々木公園。

迷いながら10分ほど歩いて、ついに会場到着。

前行っていたイベント・フェスは主にEDC、ULTRAJAPANみたいなEDM系フェスで、とりあえずテキーラを飲んで手をあげればいいので、逆にこちらに来たらどう振る舞えばがいいかが分からなくなってしまいました(w)
参加者もグループでくる方が多くて、一人でなんとなく寂しくなってきたので、次回絶対友達を連れて参加するほうがいい!!とこっそり思いました。

まずはメインステージ。
登場アーティストの中、青山テルマさん、水曜日のカンパネラさん、りゅうちぇるさんなどの人気アーティストもいたのでショータイムになると人がいっぱい集まってきて少し混んでいた。

それ以外の部分は、企業や各団体のブース、物販ブース、飲食エリアから構成されていました。

個人的に印象に残った企業ブースとして、

9monstersの「九獣神社」
神社をモチーフにした大人気ブース。もともとゲイ向けの出会い系アプリを運営する会社さんで、恋愛運アップとのコンセプトで「神社」を開いたこともかなり納得感があり自社プロダクトの文脈にも合いそうと思います。
(さすがの列であまりいい写真が撮れなかったので、公式投稿を引用させてください・・・)

 

◉コカコーラの「#drinkwithpride」

#drinkwithpride はコカコーラさんがグローバルで使われているハッシュタグで、当ハッシュタグのIns投稿からLGBTQ関連のイベントで多用されているようなイメージ。ブースでは、#drinkwithprideをテーマにしたフォトブースはもちろん、特製ボトルの無料サービスもあるそうです。
ちなみに、コカ・コーラ中国のWEIBO公式アカウントでは、「国際反ホモフォビアの日」に、「異なることを怖がらない(で)どこでもレインボーだ」(もっと良い訳があれば教えてください!)との投稿を行いました。
個人的には、もともとコカ派で最近好感度はさらにアップしました!


◉ビズリーチの「Colors by BizReach」
一人一人のメッセージ(カラー)でこの真っ白なブース(世界)をカラフルにしていくイベントを行い、私が行った時ブースの外部はすでに各色のメッセージステーカー?で埋もれていました。個人的な後付けだけど、転職サービスを提供している会社さんだから、一人一人と一緒にカラフルな世界、つまりカラフルな未来を作っていくという思いも込められているのでは?と思います。


◉PlayStationの「Digital Photo Studio」
レインボーカラーフォトを作れます!


◉「OUT IN JAPAN」プロジェクト
もしかしての唯一のDJブース?!とにかくDJさんはかなりよくて、EDM好きの私は大・満・足!
浅い感想だけど、やはりDJさんが立つブースの集客力が凄いと実感しました。
ちなみにこちらのブースは、
OUT IN JAPANカミングアウト・フォト・プロジェクトと、「LOWRYS FARM」や「niko and...」などのブランドを有するアダストリアのコラボブース。


最後は、個人的に気に入りの【IKEA キッチンカー】!
TRPでIKEAの料理を食べるなんで、私的には面白い!と思い、
しかもTRP専用にレインボーメニューまで作ったそうでさらにサプライズ感がありますね。
ピンクとレインボー色のキッチンカーも好き(w)


初TRP参戦後の所感

その1
会場では、「LGBT ALLY」という表記がよく見かけていて、「ALLYって何?」と思い調べたら、

「アライ(Ally)は、LGBT当事者たちに共感し、寄り添いたいと思う人たちのことを指します。」だそうです。
「例えば、言葉遣い。
・知り合いに子どもが産まれたときに、『お嬢さん・息子さん』と呼ばすに『お子さん』と呼ぶ
・『男らしい・女らしい』とたとえずに、『○○さんらしい』と伝える
・『レズ』ではなく『レズビアン』、『ホモ』ではなく『ゲイ』と示す」
出典:http://jobrainbow.net/ally

ややこしいかなと思われる方もいらっしゃると思うが、自分は一人の当事者としてやはり「女らしい服を着てください・女らしい行動を取ってください」と言われると、イラとなりますね(w)
TRPの参加者はみんなLGBTQというステレオタイプもあると思うが、実際にそうとは限らずにLGBTQフレンドリーの方も参加されています。なので、自分がLGBTQではなく参加しづらいとかと思う方も、次回一緒に行きましょう!

その2
レインボーキャンペーンやプロモーション活動を行う企業さんも近年増えてきたようだが、純粋にトレンドを乗ってLGBTQ要素を取り入れた的な施策もある一方、本当にLGBTQコミュニティのことを思う、またはこのコミュニティのためになろうと図る施策ももちろんあります。どちらを褒めてどちらを批判する気持ちはなく、社会でいろんなコミュニティが存在している中、相対的に大きいな影響力をもつ「企業」が、マイノリティ消費者を視野に入れる動き自体に、そもそも意義があると考えています。
自分も代理店勤務の人として、その思いを持っている企業さんの力になりたいし、LGBTQコミュニティの一員としても「レインボー×ビジネス」の道を探ってみたいと思います。
来年もし機会あれば、TRPのボランティアとかにも応募してみようと思います!

その3
最近、中国SNSプラットフォームのWEIBOで#les#(スーパー話題)が閉じられて、個人や団体による自発的な抗議行動は盛んに行っていて、レインボーアイコンをプロフィール画像に使われるアカウントも多く見かけています。
ハッシュタグが閉じられた理由は明示されていないようだが、TRPに行ってきた私の気持ちは正直に少し複雑…なんとなくモヤモヤとしています。
その考えや気持ちの整理ができたら、次回中国のLGBTQ事情も投稿してみます。

初ノートですが、引き続きよろしくお願いしまーす!

※上記は個人の観点になります。
※ディスカッション、日本語の添削や指摘は大・歓・迎(w)

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