2023年の振り返りとこれから
2023年も残りわずか、、、あっという間に終わってしまいましたね。
蒸‐五箇サウナ‐の支配人のキリです。
2022年11月に蒸‐五箇サウナ‐が村の中に爆誕しまして、あれよあれよと1年が終わろうとしています。本当に早かった。
今年が終わる前に自分の振り返りもかねて、2023年の思い出に残っている出来事と今後こんな事をしていきたい!を書いていきます。
蒸が無事に1年走り切った
何はともあれ、1年間走り抜けれました。
これも、蒸に来てくださったお客様や関係者の皆さんの協力のおかげです。
本当にありがとうございます。
始まる前や、途中は不安で押しつぶされそうな時もありましたが、来てくれるお客様が「気持ちよかったー」「またきます!」と言ってくれる度にこの場所でサウナやって良かったなと元気をいただけました。
特に印象的なのが、OPENして暫くした時に初めて知り合い以外のお客様がサウナを体験して料金を貰った日。
蒸が世の中から必要とされていて、ちゃんと価値ある施設だと認めてもらえたような気がして、古民家のドアからととのっているお客さんを見ながらめっちゃ笑顔になったのを覚えています。
これまでのサラリーマン時代で営業として売上をあげていましたが、自分の施設で0から作った売上はこんなにも尊いのかと思えました。
いつまでもこの時の嬉しさを忘れずに大切にしていきます。
蒸のアイデンティティ「みんなの蒸」が始まった
11月OPENの翌週から始めたみんなの蒸。祝日以外の毎週月曜日16:30~20:00で開催している地域開放DAY、一度も休むことなく皆勤賞でやり遂げることができました。
こちらも毎週来てくれる皆様のおかげです。ありがとうございます!!
初めた頃は3人のお客さんのスタートでしたが、今では多い時には20人近くの地元の常連さんで賑わってます。
回数も重ねていくごとにサウナ室や外気浴の席を譲り合ったり、MYポンチョやサウナハットを持参するお客さんが増えてきたりと利用者さんのサウナリテラシーが上がっていくのも見ていて地域にサウナ文化が少しは根付いたかな?と感じていました。
『銭湯のような村のサウナ屋さん』を掲げている蒸としては、
サウナを軸に人が繋がるコミュニティを大切にしていきたいので2024年も「みんなの蒸」は続けていければなと思います。
村に100人以上の人を集客できた日
9月30日に「丹後サウナ祭り」というイベントを行いました。
蒸の近くのキャンプ場にテントサウナと地元の飲食店さんを集め、キャンプ場と蒸を歩いて行ったり来たりできるサウナイベント。
狙いとしては行き来きすることで村の雰囲気を知ってもらえたらなと思っていました。
スタッフのペイちゃんと数か月前から準備を始め、事前予約で100人近くの人が集まり2人でいけるのか、、、?と震え上がり、最終的には地元の高校生や普段お世話になっている人にご協力いただき無事大成功を収めることができました。
100人規模のイベントを開催して、この村の可能性を感じれたことも大きかったのですが、このイベントはキリ、ペイがチームで1つの大きなことを成し遂げれた機会でもありました。イベント時は常にバタバタでしたが、振り返るとあの瞬間のカオス感が面白かったと思えますし、イベントの思い出話しを2人で話すのも楽しいです。
2024年も自分たちの限度のギリギリを攻めつつ、その余韻を楽しめる余白もしっかりと持っていきたい。そしてもっと多くの人と笑いながら「あの時ヤバかったなー」とか「あれは笑った!!」とかくだらない思い出話をしたいです。
2023年の振り返りは以上です。今年は濃かったので他にももっとあるのですが今回はこの3つで。ここからは来年に向けて。
居住地を蒸の近くに引っ越す
今は蒸から15分ほど離れた場所に住んでいますが、来年には蒸がある村に引っ越したいです。
1年運営して感じたことが、サウナで様々な人を呼べましたが村に施設が根付いたか感じはあまりしていません。もちろん認識はしてくれてはいるものの遠慮がちに少し遠くから見ているような。
もっと村の人がふらっと施設に寄ってくれたり、一緒に何か面白いことをしていくためには、僕も村の当事者になる必要があると思っています。
そして村の人と地域外から来るサウナのお客さんとの接点が増えれば、蒸はより面白い場になるのではないかと思っています。
だから来年こそは、村に住む。
宿泊できる施設つくりたい
サウナに来るお客様から幾度となく言われた「ここ泊まれるんですか?」これを頑張って来年(いけるのか?)には小さいながら形にしたいです。
そして少し先にはなるかもしれないけれど、「サウナに入って、うまい飯食って、温かい布団で寝る!」そんな人間の根底にある幸せを、村にある物をうまく使いながら形を変えて実感できる場を村全体で作っていきたいです。
「みんなの蒸」「うつとサウナ」に続くサウナコミュニティスペースをサポートする。
銭湯のような場を目指す毎週月曜日の「みんなの蒸」、うつ病だったペイちゃんがはじめた月1の「うつとサウナ」。
やっぱり余白が施設を面白くしていくなと感じた1年。
ただの貸切りサウナ施設ではなく、自分たちが「これがあると世の中は良くなるとと思う!」を大切にして実現できる場にしていきたいです。
来年は更に2個くらい新しいコミュニティを作っていきたいです。
興味ある方はご連絡ください!
みんなの蒸の利用者と、週末の貸切り利用の人を繋げたい。
上記でも書いた取り組みは、ほぼ売上度外視でやっています。
この場があった方が面白くなる。を突き詰めている感じです。
とはいえ蒸も継続していくためには売上が必要で、今はその売上を週末の貸切サウナのお客様から頂いている状態です。
週末の貸切サウナがあるから、みんなの蒸が継続できており、
みんなの蒸があるから施設に面白みがでて、貸切サウナのお客さんが来てくれる。この2つは互いが支えあってできていると思っています。
今はこの2つが独立していてリンクできていないですが、今後はどうにかしてコミュニケーションできる仕組みができたらいいなと思っています。
宿によくあるゲストノートみたいな形が良いのかなー
そんな感じで2024年の目標も書いてみました。
少しでも共感したり、一緒にやりたいという人がいたらお声掛けください。
書いているとやらないといけない事が山積みだなと気づきましたが、
周りから「面白いことやっている奴らだな。」と思ってもらえるように
2024年も頑張っていきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
支配人 キリ
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