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執筆まわりのこと。

秋が深まり、肌寒さも感じるようになった今日この頃ですが、心身ともに調子の良くないわたし。最近、そんなことばかり書いている。季節が移り変わるということはそれだけダイレクトにわたしたちの心身に負荷をもたらしているんでしょう。

①しかし、スランプはちょっと抜けたかも。足の指先くらい。1万文字の短編を書いていて、今、9千文字。オチをつけて、贅肉を削れば原稿用紙30枚におさまるはず。11月提出の講座の課題ですが、今回は気張らずに自分の得意なテイストでどんな批評がつくかチャレンジしようかな、と思っています。

ストーリーは読んでのお楽しみなんですけど、ヒロインが問題を解決できずに鬱々と悩み続ける鬱ものになっております。

ラノベの募集を見るとね、「読んでいる人が不安になる要素がない」とか「ハッピーエンドになる」みたいなものを募集って明記してあるんですよ。悪くないですよ、楽しいだけの恋愛が読みたい人もいるでしょうから。でもね、わたしの作品みたいな鬱展開を求めている読者さんってけっこういるんですよ。「今回もお願いします」といったようなコメントもいただくし。ドロドロすればするほどいいって仰ってくださる。物語的に盛り上がりポイント(カタルシス)を作るためには不安要素が必要だと思うんですけど、マーケティング的にはサザエさんのように波風立たず予定調和で終わる物語が求められているんですね。そこ、すごい不思議。

大体、『君の膵臓をたべたい』だって、常に不安要素があるわけじゃないですか?ちょっと古いかもしれないけど『ビブリア古書堂』だって、ヒロインには影があるわけで絶対的に常にラブラブハッピーなものが???

わたしも先日までラブコメ書いてたのでなんですが。

とりあえず、冬が近づいてきたので頭痛を抱えながら鬱小説を書きます。

②iPad購入のこと

いろいろちまちま、しかも抜かりなく書くようになってきたので、自分のワークスペースが欲しいなと。もちろん書斎などない。共用のPCだと独占できる時間も限りがあるし、立ち上がりも遅い……これは宿命だとマシンに許してあげたいところだけど、夫にがっつり執筆しているところを見られたくないので動きが緩慢なPCでは……。PCって待ってあげなくちゃいけないことが大切だったりしません?寛大な心で。しかし執筆に関してはさっと始めて、さっとしまえる環境が欲しい!(PCの場合、サインアウトしてシャットダウンしてないと怒られる)

そんなどうでもいい、経緯がありまして、iPad欲しいなぁと。第1に隠れAppleファンで、初めて買ったPCはMacでした。保証期間過ぎてすぐにHDDが逝ってしまわれ、研究室のPCに合わせて以降Windowsを使っていますが。(一時期、どちらも使えるのでバイト先で重宝されました)第2に、わりと執筆に使っている人が多い!これは意外でした。うちは絵を描く人が多いので、iPadはそっち系の人が使うものだとてっきり。確かに軽いし、手軽だし、スマホの延長線上で使えるし(うちはAndroidだけども)、目からウロコ。第3にちょうどスマホの買い替え時期であること。スマホの方が安いので、夫に購入の商談がしやすいかと。今のスマホまだ使えるし、手に馴染んでいるので無理に買い替えなくても……と。

それでも戦いに戦いまして、「買えば」と承諾がおりたわけです。結婚記念日のプレゼントの代わりですって。そこが妥協線だったようです。

今、文章講座に通ってるのも内心、面白くないみたいなんですね。とにかくわたしは飽き性で、何を始めてもすぐにやめちゃうのに小説は書き続けている……。考えてみると結婚前に半同棲を数年している間、書いているのを見たことがないかもしれない。わたしが書く人だって、過去の友人で、知ってる人は意外と多いのですが。

自分でも新しいマシン買うほどの文章力なんてないんじゃん、という気もしておりますが。とにかく目の前に並んでいる『課題』、これを効率よくこなしていきたいと思ってますが、……キーボードはやっぱりおやつに含まれませんよね?ね?欲しいなぁ。試したけど、なかなかタッチが良かったので。でもフィルムとかいろいろ買っちゃうときっと買えないんだろうなぁ……。しばらく我慢か。明日、ショップに再度、現物確認に行く予定です。

③カクヨムロイヤルティプログラムのこと

わたしはこのプログラム、不参加です。なぜなら今後、カクヨム内のコンテストに出す予定はほぼないですし、他のコンテスト、公募に出して「商業的云々」の規定に抵触するのも嫌ですし、カクヨム側はそうならないと判断するけど向こうはそう思わないかもしれないから各自問い合わせ、みたいなのも面倒ですから。

そもそも、「やってません!」が一番早いでしょう?

ところが!なんなんですか、あれは。不参加でも広告が表示されるので、されたくない場合は作品ごとに設定しろと?わたしの作品が何作あると……?(そういう意味ではカクヨムに貢献していると思う)してます、設定。ちまちましてたら文字の見すぎとスクロール酔いで気持ち悪く……。広告は作品ごとに設定できるようにしてくれるって言ったのに、デフォルト表示って?ついでに公開作品、大幅に削りました。(カクヨム貢献度が下がる行為)以前から迷っていたんですけど、結構古い作品でも読んでいただいてレビューやコメントいただくので、できる限り公開していたのです。短編も短編集作ろうかと思っていたけどやめました。人気のある、かつ気に入っている短編だけ残してあとは断捨離。今、その作業が半分終わったところ。

宣伝の入った『17日後』なんて見たくないんだよ……。

もし運営がこの調子で強引にロイヤルティプログラム参加を促すのなら、カクヨムからの移民、今以上に流出するかもしれませんね。わたしも固定の読者さんがいてくれることと、書きやすさを除けばまるっと移民してもいいかなと思いますもの。いっそエブリスタみたいに潔く、広告入れるけどそれはサイトの収入、でも有料作品は売れるというようにしてもよかったのでは?

カクヨムにカバティのように囲いこまれていく感じも嫌だし、カクヨムに囲い込まれたところですくい上げてくれるジャンルのレーベルがないのがほんと……。

プログラムに参加しないで、他サイトで募集しているコンテストや、公募に出していく予定です。ここ最近、Webでのファイル添付公募の応募も、プリンターでの作品の打ち出し、表紙つけ等のWeb外での公募の出し方も覚えたので万全の構えです。

たまに、カクヨム内コンテストにも出すこともありますが。カクヨムコンのように。

✄------キリトリ------✄

一番大切なことは、何よりこつこつ書くこと。夏の間は勢いに任せて書けますが、秋・冬の物語は編み針で毛糸を編むように一目ずつ丁寧に積み重ねていく方がいいと思っています。降り積もる枯葉のように、やわらかい雪のように。またその季節が来たということです。こつこつ、一文字ずつ書き綴ります。

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