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最初の贈り物

二日前にあげたnoteの書初め。
「新しい芽」の文字の脇に書いた署名の大きなこと。
あらためて見て、自分でびっくり。

名前って、自分に贈られた最初のプレゼント。
その言葉を、名付けられた時から繰り返し聞かされていく。
自分では選べないから、好きではない人もいますよね。
私の場合は、特に好きでも嫌いでもなかったのですが、
俳句をするようになった中学3年から好きになりました。

歳時記の初夏の頁に記された自分の名前。
苗代の稲の苗。
美称を玉苗と言ったりもするそう。
田植えを終えた後の宴を早苗饗(さなぶり)
と呼ぶことを知ったのも何だかうれしい。
うれしかったのは、意味がある、
ということだったのだと思う。

デンマークに行くようになって、
自己紹介の時に、自分の名前の意味を言うようになった。
親日家のデンマーク人は、
日本人の名前に意味があると知っていたから、
尋ねられたのだ。

early rice plants
と、あっているのか、間違っているのか。
It's means fresh
なんて、言ったりもして。

一方、デンマーク人の名前に基本的には意味はない。
キリスト教や神話に登場する人の名前などが多い。
一族の先祖から引いたりも多い。
漢字そのものや、音に意味がある
日本語ならではの豊かさを感じてうれしくなった。

名前とは、親など自分を想ってくれる誰かからの最初の贈り物。
その授かったものに意味を見出すことは、自分の自分への贈り物。
私の場合は、新鮮な可能性って思うことにしています。
今、抱えている新しい取り組みへも、そのことを励みとして。

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早苗、といえば、
私の世代では、桜田淳子のCM。
中学生の頃には、ずいぶん、からかわれましたっけ。

と、、youtubeで見つけちゃいました。
かなりのインパクト!
これがコマーシャルで普通に流れていたとは!!
ああ、昭和。
決めセリフ!以外は忘れちゃっていました。

https://www.youtube.com/watch?v=dcVF-ttjisk 

『やっぱし、早苗だべさ ♪ 』

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