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母親ゆずりの悪い所

父は時々私に「良いも悪いも、母親ゆずりだ。」と言ってくる。
良いときに言われることは一切なく、大抵父にとって都合の悪い対応をした時に言われるので嫌味なのだと認識している。

この言葉を言われると昔は「何言ってんだ????怒」と思っていたが
娘が生まれてからは「幸せなひとだなぁ。」とも思うようになった。

良い所は自分ゆずりで、悪い所は母ゆずり。
育児は母に任せきりだったからこそ、私の長所は母に教えてもらったとか影響されたとは言わず遺伝子レベルで自分のおかげと言う。
すごい根性である。育児してないが遺伝子レベルでの育児。

強い。そんなこと言ってみたい…とは思わないけれど、1番使い勝手のいい言葉なのだろう。

私はというと
「都合の悪いことは全て母ゆずりにされるのは慣れています。ではさようなら。」
という返事で終わる。
私に対する嫌味なのに母を絡めて嫌味を言う父に疲れた結果、このような形が定着した。

こんなこと言われて悲しくなったり傷ついたりはする、けれどそういう人なのだ。
伝えても意味がないし、父からするとどんな状況でも、今までの自分の行いからきていても、『自分が被害者だ!』という意識しかないので、謝罪なんて無理だと嫌というほど理解した。

ただ老後、絶対面倒はみないと決めてはいる。
絶対に!!!!!!!!

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