ムッタ | グローバルとローカル

2022年より、外資系ブランドに勤務。前職は今治のオーガニックタオルメーカー「IKEU…

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2022年より、外資系ブランドに勤務。前職は今治のオーガニックタオルメーカー「IKEUCHI ORGANIC」←Amazonと、グローバルとローカルを行き来しています。日経BP社「ファンベースな人たち」で前職での活動が紹介されています。日本のラグジュアリーが研究テーマです

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  • #お店 記事まとめ

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    思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。

  • タオルにこだわるお店はきっと、良いお店

    イケウチオーガニックのタオルを導入している施設でおすすめの場所を紹介していくマガジン。

  • 中小企業で働く人のためのブックガイド

    ビジネス書はたくさんあるけど、意外に中小企業向け(ベンチャーではなく、地方企業)の本はなかなかありません。中小企業で求められているのはマーケティングの最先端でもリモートワークやノマドではなく、もっと地に足をつけた本、つまりすぐ行動に移すことができる本です。このマガジンでは有名無名問わず、主観で中小企業に役立つ本を紹介します。

  • 100の銭湯、100のタオル

    所属しているさとなおラボの1000日チャレンジ企画。1000日で100の銭湯、100のタオルを紹介することにしました。

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企業はオウンドメディアやnoteの効果をどのように測定するべきか?

1年ほど前から、IKEUCHI ORGANICでは、noteとオウンドメディア「イケウチな人たち。」を始めました。 noteは主に商品の裏側だったり、経営層はもちろん社員の声や、社内イベントのレポートなどIKEUCHI ORGANICを主体とした情報を公開しています。 そしてこちらがオウンドメディア「イケウチな人たち。」。noteとは異なり、IKEUCHI ORGANICが主体ではなく、取引先のクライアントや、お客様が主役となり、私たちが大切にしている人たちと、これからの

    • 私のnoteについて〜ローカルとグローバルの考察と個人のキャリア〜

      みなさんこんにちは。 このページをお読みくださりありがとうございます。 これまで国内のブランドから、海外のグローバルECサイト、海外ブランドまで様々な業態に携わってきました。社会人経験は20年ほどになりますが、 いくつかの切り口に分けて、記事を書いています。 この記事では、主にどんな内容の記事を書いているかまとめています。もし少しでも気になるコンテンツがあれば、フォローいただけますと幸いです。 今何をしているか? 2022年に外資系企業に転職をして、どんなことをテーマ

      • 長野県松本市の藤原印刷を訪ねたら、素晴らしさを再発見できた話

        松本を散策して「白線流し」を思い出す 少し前にスピッツのドキュメンタリー映画「優しいスピッツ」を見る機会があった。劇中、この曲をライブでやるの久しぶりだねえと草野マサムネがつぶやき「空も飛べるはず」を演奏しだした。久しぶりに聴いたけど、なつかしいメロディーにふれた途端、この曲が主題歌だったドラマ「白線流し」のロケ地でもある松本の町並みが思い浮かんだ。 そういえば、「松本が好きだ」と言い続けて5年ほど行けてない。少しだけ仕事が落ち着き、時間ができたので日帰りで松本に行くこと

        • 40代の転職は何が大変だったのか?ミドル世代の転職に備えておきたい事

          44歳の時に7年間勤めた会社を退職して、外資系企業に転職をして1年が経ちました。 一昔前は35歳限界説という言葉の通り、一定年齢を超えると転職の案件が極端に少なくなり、転職が難しいとされていましたが、今の時代は 35歳以上で転職する人も増えていて、ミドル層における転職のハードルは以前よりも低くなっています。 ただ、僕の場合は転職活動を始めて、転職先を決めるまでに9ヶ月ほどかかりました。正直こんなに時間がかかるとは思っておらず、精神的にもなかなかキツかったです。しばらくは転

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          誰かの人生の分岐点になる仕事

          自分の関わった仕事が誰かの人生の分岐点になる時もある。前職の「イケウチな人たち。」というオウンドメディアでは、独自の哲学を持つプロフェッショナルにインタビューをする機会が多かった。 その中の一人に、後々になって「イケウチな人たち。に救われたんです」と言われた事がある。聞けば、記事を公開する前に資金繰りがあと2、3か月でショートするかもしれないという状況に陥っていたそうだ。そんな状況下での取材とは、夢にも思わなかったが、記事は想像以上に多くの人に読まれた。 記事を読み、感銘

          誰かの人生の分岐点になる仕事

          新しいラグジュアリーって何だろう

          『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』は、最近読んだビジネス書の中でも、共感する事が多く、僕自身も関心の強いテーマでもあるのでこの本をベースにラグジュアリーという言葉について考えてみたいと思います。  ラグジュアリーという言葉は人によって受ける印象も異なるはずです。それもそのはず、時代によって、言葉の定義が変わってきています。本書ではラグジュアリーの定義をこう定めています。 この「誘惑的」「豊かさ」「光り輝くもの」の3要素が年齢やおかれた状況に応じて変わる

          新しいラグジュアリーって何だろう

          サスティナブルカンパニーを離れた現在地

          前職の今治のタオルブランド・IKEUCHI ORGANICに転職したのが今から8年前の2015年。 当時はサスティナブルやエシカル、SDGsという言葉も今のように一般的ではなく、Amazonから、地方のほぼ無名の今治タオルのメーカーへ転職したことで、周りの方からとても驚かれました。 ありがたいことに、前職に入社して情報発信をすると、学生時代の友人や社会人になってから疎遠になっていた人、ゆるくつながりを持っていた人、普段は深い関係性がない方からも、応援購入のような形で、商品

          サスティナブルカンパニーを離れた現在地

          「食は遊びじゃない」。食肉料理人集団ELEZOとは?〜イケウチのタオルから探す旅行ガイド1〜

          いつか泊まってみたい宿がある。1年後なのか、5年後なのか、はたまた死ぬまでに泊まりたいのか。時間軸は異なるが、きっと誰もがそう思う宿の1つや2つはあるのではないでしょうか。 北海道の帯広空港から1時間ほど、人口3000人ほどの小さな街、豊頃町には食肉料理人集団ELEZOが始めたオーベルジュがあります。 もともとはIKEUCHI ORGANIC在籍時に、お客様に喜んでいただけるようなタオルを探していると、オーナーの佐々木さんがおしぼりやバスローブを見に来てくださったのがきっ

          「食は遊びじゃない」。食肉料理人集団ELEZOとは?〜イケウチのタオルから探す旅行ガイド1〜

          英語コンプレックスの僕が最後に辿り着いた学習法〜プログリット体験記〜

          はじめに 最近広告でよく見かけるプログリット。この記事は英語学習に悩むおじさんが、藁にもすがる思いでプログリットで学んだ体験記です。 英語コンプレックスから解放されるために 昨年の10月に外資系企業に転職して、英語でコミュニケーションをする機会が格段に増えました。 僕自身、英語コンプレックスを学生時代から持っていて、聞き取れない、話せないの連続で、毎回英語に対して劣等感がありました。 コンプレックスを解消しようと、過去には英会話のスクール、コーチング、発音矯正のスク

          英語コンプレックスの僕が最後に辿り着いた学習法〜プログリット体験記〜

          福岡市長から学ぶ、既得損益の壁を乗り越える方法

          noteを始めた当初、少しだけ中小企業のためのブックガイドを書いていたのですが、こちらもたまには更新していきたいと思います。 今回紹介するのは、福岡市の高島市長の書籍「日本を最速で変える方法」(日経BP社)です。 私が所属している、IKEUCHI ORGANICは昨年7月まで、福岡に店舗を構えていたのですが、他の自治体と比べても福岡市の助成金の対応が圧倒的に早く、福岡市はどうしてここまでスピード感があるのか驚きを隠せませんでした。(会社としても先行きが不安な中、とても助か

          福岡市長から学ぶ、既得損益の壁を乗り越える方法

          企業のロゴが入ったノベルティは使われるのか?

          仕事をしていると、いろいろな会社からノベルティをもらうことがあります。普通に生活をしているだけでも、銀行や保険の営業、車のディーラーなどあらゆる場でもらうことが多いと思います。 ただその中で、このノベルティは本当に嬉しかったなぁと思うモノはあるかと考えると、正直、僕は思い出せませんでした。 年末になればいくつもカレンダーが届き、イベントに参加すれば、クリアファイル、ペン、メモ帳、ステッカーなどもたくさんもらいます。 ノベルティがいつから始まったのか?を調べてみるとこんな

          企業のロゴが入ったノベルティは使われるのか?

          何をやっても継続できなかった私が変えた7つの習慣

          40年以上生きてきて、コツコツやる人と見られるときもあるのですが、実はものすごく飽き性で、長続きしない人間です。学生時代のスポーツは野球、卓球、テニスと次々に変え、筋トレも続かず、英語学習においては学生時代から、英語を今回こそ、頑張ろう!と決意はするものの、いつも長続きせず英語コンプレックスを抱えたままの状態でいます。 ですが最近、英語が無理なく続けることができるようになりまして(まだまだマスターできていませんが)、さらに学ぶ楽しさまで感じるようになりました。 今回は「英

          何をやっても継続できなかった私が変えた7つの習慣

          天職は転職で見つかるのか?

          今の会社に入社して、間もなく6年が経とうとしています。 正直こんなに長く在籍するとは思わなかったです笑 自分の人生ではターニングポイントがいくつかあって、間違いなくIKEUCHI ORGANIC入社以前と以後では人生が変わりました。 昔から交流のある知人には楽しそうだよね、とか生き生きしてるよねとか、時には前職で機械のように働いていた事を知る人からは、「牟田口さん別人みたいだよね!」と言われたりもしました笑 では、自分の何が変わったのか? 結論からお伝えすると、自分

          天職は転職で見つかるのか?

          今の時代に問われるお店の価値と、オンラインで行う家族参加型のZoomショッピングが生まれるまで

          いぎ昨年、緊急事態宣言が発令されて1年が経ちました。IKEUCHI ORGANICとしてもオンラインの接客を開始したり、全く発売する予定のなかったオーガニックマスクを製造したりと、この1年は目まぐるしく変化がありました。 私たちは、昨年7月に福岡の直営店を閉店せざるを得ない状況になり、この1年でお店の意義について考える機会が増えました。そしてコロナにより休業や営業時間短縮を余儀なくされ、今年も通算3度目の緊急事態宣言。このnoteではコロナ禍で見えてきたお店の意義と、GW中

          今の時代に問われるお店の価値と、オンラインで行う家族参加型のZoomショッピングが生まれるまで

          バスマットではなく、サウナマットとして発売する方が良かったかもしれない。

          親愛なるサウナーの皆様へ。本当は、おひとり様専用バスマットとして発売する商品でしたが、どうもヒアリングをすると、持ち運びできるサウナマットとして最適と声があがりました。 コンパクトバスマットとして、発売するつもりでしたが、マイサウナマットとして使用する人が多そうなら、商品名もサウナマットにしてしまうかも笑 この時期、どうしてもサウナに行くときに共用サウナマットは気になりますよね。このサウナマット(オーガニック316バスマット)と、IKEUCHI ORGANICの既存品のバ

          バスマットではなく、サウナマットとして発売する方が良かったかもしれない。

          それは本当にSDGs?生活者の目利きがより必要な時代

          先日、木村石鹸の木村社長のnoteを読み、久しぶりにnoteを書くことにしました。確かに、カインズの商品しか知らない場合、普通におしゃれだな、安いなと思って僕も買ってしまうと思います。 今回は少し別の観点になりますが、もし似たような商品があった場合に生活者として、どんな視点でモノを選んだ方が良いかを書いてみました。 1ヶ月ほど前でしょうか。とある会社からタオルの記事が出ていたので読んでみました(どこか忘れてしまったのですが今治の会社ではありませんでした)。そこにはこんなこ

          それは本当にSDGs?生活者の目利きがより必要な時代